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2007.04.16
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壬生寺 壬生大念仏狂言(みぶだいねんぶつきょうげん)4月21日(土)〜29日(日)

700年以上にわたって守り伝えられてきた法要ルーツは仏の教えを表現した“パントマイム”

壬生寺は奈良の唐招提寺を総本山とする律宗の大本山で、奈良時代の創建と伝えられています。江戸時代末期に京都で活動したのち、旧幕府軍として戊辰戦争を戦った「新選組」にゆかりの深い寺院として知られ、境内の壬生塚には新選組の局長であった近藤勇をはじめ、11人の隊士が祀られていることでも有名です。

「壬生大念仏狂言」は、鎌倉時代の正安二年(1300年)、ときの壬生寺を隆興に導いた円覚上人が仏の教えをわかりやすく伝えるために身振り手振りで表現した融通念仏を創始したことが始まりと伝えられています。一般的な狂言とは異なり、かねや太鼓、笛に合わせ、セリフは一切なし。いわば、現代でいうところのパントマイム(無言劇)で仏教を説いた、というところでしょうか。

近世になると、庶民の娯楽という意味合いも帯びて、能やさまざまな物語をモチーフにした曲目も上演されるようになり、「壬生さんのカンデンデン」と呼ばれ、親しまれて今日に至っています。連日、開運厄よけの意味合いをもつ「炮烙割」からスタートし、合計5番を上演。壬生狂言は30番あり、複数回上演されるものも含め、期間中全ての曲目が上演され、最終日の「結願式」でフィナーレを迎えます。

壬生狂言を伝承し、支えているのは地元在住の方を中心にした「壬生大念仏講」のメンバーで、狂言を演じるのは男性のみ。すべての演者が面をつけて登場し、小学生から80歳を超える方まで、さまざまな年代の方々が出演します。舞台となる大念仏堂(狂言堂)は江戸時代に再建されたものですが、綱渡りや飛び込みなどが可能な装置をもつ貴重な建築物として国の重要文化財に指定されており、見どころのひとつです。壬生狂言は年間を通じてこの「大念仏会」のほか、2月の「節分会」、10月の「秋の特別公開」の計3回行われます。

うららかな春の一日、700年以上にわたって大切に守り伝えられて来た伝統行事を楽しんでみてはいかがでしょうか。

住所 京都市中京区坊城通仏光寺北入ル
TEL

075-841-3381

URL http://www.kyoto.zaq.ne.jp/mibu/
交通

阪急京都線「大宮」、京福電鉄嵐山線「四条大宮」から各徒歩約8分、

市バス「壬生寺道」下車約3分

拝観時間

壬生寺の開門時間は午前8時30分〜午後4時30分

祈祷受付は午前8時30分〜午後4時。

拝観料

壬生塚 拝観料100円

壬生寺歴史資料室 入室料 大人200円

小学校〜高校生100円

鑑賞時間

午後1時〜5時半ごろ(29日は午後6時〜の部もあり)

鑑賞料

当日自由席のみ、大人800円、中・高校生600円、小学生400円

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