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特集 カラージーニアスについて RGB画像を最適なCMYKデータに変換。調整が容易になって品質も安定
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特集 カラージーニアスについて RGB画像を最適なCMYKデータに変換。調整が容易になって品質も安定

デジタル製版課 係長 朝倉勝己 競馬ファン歴は20年超です!
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デジタル製版課 係長 朝倉勝己 競馬ファン歴は20年超です!
プリプレス 1特集 めざすフルデジタルワークフローの形 土山印刷で構築しようとしているフルデジタルワークフローの形は顧客ニーズに対応するための取り組み 2特集 ノベルティ商品の提案、開発 商品開発は情報収集がカギ。 土山印刷発でユニークな提案を 3特集 最新システムに対応! デザイン関連の最新アプリケーションを導入。入稿、検版などの新システムも視野に。 4特集 土山印刷のCTP デジタル刷版が主流となって工程が短縮し、納期までの作業スピードが格段にアップ!現像の確実性も高まって品質を確保 5特集 カラージーニアスについて RGB画像を最適なCMYKデータに変換。調整が容易になって品質も安定。 6特集 CMSを完成させよう 製版から印刷まで一貫したCMS(カラーマネジメントシステム)を構築しています 7特集 組版、バーコード作成に正確さを追求 何百店という価格の差し替えでも素早く対応。バーコード作成にも正確さを重視しています。 8特集 土山印刷の検版システム 最高6回の検版は各担当で責任をもって実施。デジタル検版も取り入れて精度を追求しています。 9特集 高品位印刷への取り組み〜FMスクリーン、高精細印刷、広演色印刷〜 京都で営業する印刷会社として高い技術力で作った高品質の印刷物の提供をめざし、さらに努力を続けます。 10特集 最新技術を駆使し誠実にものづくりを追求 高品位印刷、Webとの組み合わせなど品質管理を徹底しながら、お客様への提案や新商品の開発を目指します。 11特集 クロスメディアセンター(1) デジタル関連部門をワンフロアに集約。お客様の多種多様なニーズに対応できるクロスメディアセンターを目指します。 12特集 高品位印刷のためのDTPノウハウと事例 最新の印刷機を導入以来取り組んでいるFMスクリーン印刷。品質を安定させるための数々の試みを行っています。
プリプレス 13特集 データの不具合とその解決法 作字 印刷物の制作では旧字体の使用も不可欠。フォントに含まれていない場合は、独自で「作字」して対応してきました。 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24

デジカメ入稿の写真をキレイに見せる

製版課では、2006年2月にPower Mac G5と液晶モニター(Color Edge CG19・ナナオ製)の導入に合わせて、カラージーニアス(Color GeniusDC2ver2.2・大日本スクリーン製)も導入しました。

パソコンやテレビのモニターで見る画像はRGB(Red=赤、Green=緑、 Blueviolet=青紫)の三原色で構成されるのですが、実際の印刷ではCMYK方式を採用しているので、デジタルカメラで撮影されたRGB画像を、印刷物にするためにCMYKデータに変える必要があります。変換する際に問題なのがRGBの色の再現領域とCMYKの色の再現領域が違うということです。図を見て頂いてもわかるようにRGB色再現領域の方が広いことがわかります。それらを違和感なく変換することは以前までとても手間がかかる作業だったのですが、それをより良い状態で変換するソフトがカラージーニアスになります。

カラージーニアスの導入以前はPhotoshopで変換をしており、変換後に画像を引き締めるためのUSM(アンシャープマスク)やトーン変更、色調調整が必要で、仕上がりに個人のスキル差が出ていました。しかし、カラージーニアスには自動セットアップ機能があり、人物・風景・やや明るく・きれい目に、といったキーワードで調整の種類を選択できるため、操作が容易なだけでなく、画像の仕上がりも安定します。

写真:カラージーニアス
色再現領域
図:RGBからCMYKへ変換

カラージーニアスでのニュアンス表現を模索中

作業風景
作業風景

最近はカラープリンターの普及で画像データと仕上がり見本としてプリント出力紙を添付して入稿する案件が増えています。特に短時間で仕上げることの多いチラシや、お客様側で撮影した写真を使用することの多い社内報にはカラージーニアスでの変換が有効で、逆にブライダルカタログなどの繊細なニュアンスが要求される印刷物にはカラージーニアスには不向きと言えますので、案件に応じて使い分けを行っています。

カラージーニアスのもうひとつの利点は、「レシピ」という変換情報を記憶したファイルで変換履歴を蓄積できること。以前刷ったものを同じ条件で印刷する場合は、カラージーニアスが大変便利です。

自動変換といっても、実はカラージーニアスにもスキャンの際にPhotoshopのように細かい調整が設定できる機能がついています。これを使いこなすにはまだ時間が必要で、今はカラージーニアスとPhotoshopを併用し、試行錯誤を繰り返して、より良い色調を再現する方法を探っている状態です。現在はカラージーニアスの自動セットアップに頼りがちですが、今後は機能全般を最大限に活用して、お客様に満足していただける品質を提供できるようスキルを磨いていきたいと思っています。

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