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グルメレポート 京都名店探訪! 行ってきましたこんなお店

2014.6.15 June vol.99
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三源庵

三源庵

推薦・レポート 斉藤 美香(営業サポートチーム)

東寺弘法大師の近くにあるはも料理専門店。全国各地の旬の素材にこだわった料理が楽しめます。

今日は京都のはも料理専門店「三源庵」をご紹介します。お店はJR西大路駅から南にくだった吉祥院天満宮の近くにあります。落ち着いたたたずまいの店構えに期待がたかまります。

三源庵さんは旬の天然素材にこだわり、季節によって同じはも懐石でも時期やお客さまにあったお料理を出されることを信条とされています。そのため、おしながきは用意されていないというこだわりよう。
何度も足を運んでくださるお客さまにも、飽きさせないよう気を付けていらっしゃるそうです。

お店の中に一歩入ると木の雰囲気が優しくあたたかい気持ちになります。
席につき、落ち着いたところで出てきた一品目は「はもの薄造り」。すだちを絞ってお酢でいただきます。お酢の味が優しく、薬味のネギも新鮮で、この後のお料理にとても期待が高まりました。
焼いたはもの皮はこりこりと歯ごたえがあり、お造りのアクセントになっています。

二品目は「はものお吸い物」です。くず粉をうって煮たはもを使い、こんぶとわかめで出汁をとってあるそうです。それに加え、はもの背骨と中骨もコトコトとたいて、はものお出汁も出たお吸い物の味はとても上品です。季節を感じる焼きまつたけも添えてあり、より秋を感じる一品でした。

次にいただいたのは「はも落とし」です。はもの美味しさはもちろんですが、このお料理は、添えてある赤ズイキの酢漬けがとてもおいしかったです。ズイキとは珍しく、サトイモやハスの葉柄で、もともと赤黒い色なのですが、酢につけると化学反応を起こし、鮮やかな赤になるということでした。食物繊維が豊富で、女性には嬉しいお野菜だそうです。

次はお椀の「はものくずあんかけ」をいただきました。少し肌寒くなってきた今の時期には嬉しいあたたかいお料理です。はもは一回揚げてからあんかけにしてあるため、身がくずれることなく、ふっくらしていておいしかったです。添えてあるミニトマトや栗の彩りが鮮やかで、目でも楽しめるお料理でした。

次に出てきたのは「はもの浮袋」「はものにこごり」「はもの寄せ子」「はもの肝」の4品。どれも珍しく、初めて食べる味でした。なかでも浮袋は食感がおもしろく、にこごりは中に入っているたまねぎの甘さが際立っていました。

7品目は揚げ物です。「はものさつま揚げ」「はものおかき揚げ」「はものつぶ揚げ」の3種類をいただきました。さつまあげには、ごぼうときくらげが入っています。どの揚げ物も味はもちろんのこと、料理に対するこだわりが感じられ、満足感を味わえる3品でした。

次に出てきたのは「はも寿司」。自家製のきゅうりのお漬物がそえてあります。
三源庵さんはお米にもこだわりをもっていて、炊く寸前に自家精米をされているそうです。そんなこだわりのお米を使っていただくはも寿司は、そろそろおなかがいっぱいになってきた頃にもかかわらずパクッといただける一口サイズで、そこにも料理人の気遣いが感じられました。

最後に和歌山の柿をいただいたのですが、使われている器が珍しく、お話を伺うと滋賀の30代の男性が作った器とのこと。料理長は食材だけでなく、器にもこだわりを持っていて、窯元まで出かけることもあるそうです。そこで見つけた器にお料理をただのせるだけでなく、料理に込める思いも一緒に盛り付けて出している、というお話を伺い、だからこそこれだけの素晴らしいお料理の数々を出すことができるのだなと納得しました。

はもの旬は10月で終わりを迎え、冬は「ふぐ」と「ぐじ」料理を出されるそうですが、これもまたこだわりの料理がいただけるのだろうなと、また訪れたくなるお店でした。お店のかたの心遣いもあたたかく、おなかも心も満腹にしていただきました。
西大路にお越しの際はぜひ一度足をお運びください。

店名 はも料理専門店「三源庵」
営業時間 午後12時〜3時(要予約)
午後5時〜10時(要予約)
定休日 火曜日
住所 京都市南区吉祥院高畑町26
交通 JR京都駅八条口より車で15分
JR「西大路」下車徒歩15分
京都南インターより車で15分
URL http://www.sangenan.jp/
TEL 075-681-7614
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