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製版から印刷まで一貫したCMS(カラーマネジメントシステム)を行っているのが土山印刷の特徴です。当社では印刷機において、ジャパンカラーに準拠した「土山標準印刷物」を作り、その色を色調の基準として、製版側のDDCPで再現できるようコントロールしています。現在、京都本社にあるデジコン、インクジェット、印刷機と、東京営業所のインクジェットを加えた4デバイスで同じ色が再現できるよう管理しています。 印刷では、網点の面積からインキ量に換算したCIP3のデータを製版部門から印刷機に通信することで、刷り出しから色調が合うようにしています。印刷機ではKHS(小森ハイパーシステム)を使用し、色の濃度を瞬時に測定するPDC-SU装置で誤差数値の「ΔE(デルタイー)」をはかり、色調を調整しています。理論的には印刷オペレーターいらずですが、お客様が校了された色が再現できないとクレームになりますので、熟練したオペレーターの目を通した微調整が必要です。したがいまして、校了原稿となる色校正やデジコン、インクジェットの色再現には非常に気をつかっています。 |
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CMSを維持していくためには、デジタル化している製版に加え、印刷のコンディションを維持することが大切です。新社屋になって空調管理など環境がさらに整い、インキの状態等の調整もしやすくなりました。 現在は、24時間2交代制で作業を行っているのですが、毎週土曜日の朝3時間はメンテナンスタイムとしています。フィルターの清掃をはじめ、ゴムローラーの接地幅・ニップ圧など、メーカーのチェックリストに基づき、マニュアルに沿って点検や整備を行います。 今のところ色は安定してきていますが、印刷にはアナログ的な部分もありますので、ひとつひとつのことを継続していくことが大事ですね。 今後の課題としては、自社内で推進しているCMSを他社と連携できるようにすること。他社で製版されたものを印刷する場合もありますので、標準とする印刷物の色が違う場合は、その差をあらかじめ把握したうえでCTP版をつくるなど、積極的に取り組んでいきます。 社内ではCMSの精度のさらなる向上を目指しています。ジャパンカラーとの差異を定期的に測定し、常にΔEの数値を低くするよう調整しています。 人的な面では、製版と印刷がノウハウの交流をしていくことも必要ではないかと考えています。 |
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