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特集 CMSを完成させよう 製版から印刷まで一貫したCMS(カラーマネジメントシステム)を構築しています
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特集 CMSを完成させよう 製版から印刷まで一貫したCMS(カラーマネジメントシステム)を構築しています

製造本部 次長 高橋敬一 片道2時間の通勤はもっぱら読書です
プロフィール
製造本部 次長 高橋 敬一 片道2時間の通勤はもっぱら読書です/製造部印刷課 課長 藤井 努 海が好き。長年サーフィンに夢中!
プリプレス 1特集 めざすフルデジタルワークフローの形 土山印刷で構築しようとしているフルデジタルワークフローの形は顧客ニーズに対応するための取り組み 2特集 ノベルティ商品の提案、開発 商品開発は情報収集がカギ。 土山印刷発でユニークな提案を 3特集 最新システムに対応! デザイン関連の最新アプリケーションを導入。入稿、検版などの新システムも視野に。 4特集 土山印刷のCTP デジタル刷版が主流となって工程が短縮し、納期までの作業スピードが格段にアップ!現像の確実性も高まって品質を確保 5特集 カラージーニアスについて RGB画像を最適なCMYKデータに変換。調整が容易になって品質も安定。 6特集 CMSを完成させよう 製版から印刷まで一貫したCMS(カラーマネジメントシステム)を構築しています 7特集 組版、バーコード作成に正確さを追求 何百店という価格の差し替えでも素早く対応。バーコード作成にも正確さを重視しています。 8特集 土山印刷の検版システム 最高6回の検版は各担当で責任をもって実施。デジタル検版も取り入れて精度を追求しています。 9特集 高品位印刷への取り組み〜FMスクリーン、高精細印刷、広演色印刷〜 京都で営業する印刷会社として高い技術力で作った高品質の印刷物の提供をめざし、さらに努力を続けます。 10特集 最新技術を駆使し誠実にものづくりを追求 高品位印刷、Webとの組み合わせなど品質管理を徹底しながら、お客様への提案や新商品の開発を目指します。 11特集 クロスメディアセンター(1) デジタル関連部門をワンフロアに集約。お客様の多種多様なニーズに対応できるクロスメディアセンターを目指します。 12特集 高品位印刷のためのDTPノウハウと事例 最新の印刷機を導入以来取り組んでいるFMスクリーン印刷。品質を安定させるための数々の試みを行っています。
プリプレス 13特集 データの不具合とその解決法 作字 印刷物の制作では旧字体の使用も不可欠。フォントに含まれていない場合は、独自で「作字」して対応してきました。 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24

本社と東京営業所間でもCMSを構築

製版から印刷まで一貫したCMS(カラーマネジメントシステム)を行っているのが土山印刷の特徴です。当社では印刷機において、ジャパンカラーに準拠した「土山標準印刷物」を作り、その色を色調の基準として、製版側のDDCPで再現できるようコントロールしています。現在、京都本社にあるデジコン、インクジェット、印刷機と、東京営業所のインクジェットを加えた4デバイスで同じ色が再現できるよう管理しています。

印刷では、網点の面積からインキ量に換算したCIP3のデータを製版部門から印刷機に通信することで、刷り出しから色調が合うようにしています。印刷機ではKHS(小森ハイパーシステム)を使用し、色の濃度を瞬時に測定するPDC-SU装置で誤差数値の「ΔE(デルタイー)」をはかり、色調を調整しています。理論的には印刷オペレーターいらずですが、お客様が校了された色が再現できないとクレームになりますので、熟練したオペレーターの目を通した微調整が必要です。したがいまして、校了原稿となる色校正やデジコン、インクジェットの色再現には非常に気をつかっています。

小森ハイパーシステム
写真:作業風景

より精度を高め他社とのCMSにも取り組む

写真:メンテナンスチェックリスト
製造部印刷課 課長 藤井 努 海が好き。長年サーフィンに夢中!

CMSを維持していくためには、デジタル化している製版に加え、印刷のコンディションを維持することが大切です。新社屋になって空調管理など環境がさらに整い、インキの状態等の調整もしやすくなりました。

現在は、24時間2交代制で作業を行っているのですが、毎週土曜日の朝3時間はメンテナンスタイムとしています。フィルターの清掃をはじめ、ゴムローラーの接地幅・ニップ圧など、メーカーのチェックリストに基づき、マニュアルに沿って点検や整備を行います。

今のところ色は安定してきていますが、印刷にはアナログ的な部分もありますので、ひとつひとつのことを継続していくことが大事ですね。

今後の課題としては、自社内で推進しているCMSを他社と連携できるようにすること。他社で製版されたものを印刷する場合もありますので、標準とする印刷物の色が違う場合は、その差をあらかじめ把握したうえでCTP版をつくるなど、積極的に取り組んでいきます。

社内ではCMSの精度のさらなる向上を目指しています。ジャパンカラーとの差異を定期的に測定し、常にΔEの数値を低くするよう調整しています。 人的な面では、製版と印刷がノウハウの交流をしていくことも必要ではないかと考えています。

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