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特集 夜勤のときのトラブルは怖い 他部門が可動せず材料も限られる夜間。失敗が許されない緊張感のなかで慎重かつ品質を重視し作業しています。
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特集 夜勤のときのトラブルは怖い 他部門が可動せず材料も限られる夜間。失敗が許されない緊張感のなかで慎重かつ品質を重視し作業しています。

製造部印刷課 国見 豊史 昨年から海釣りに転向。日本海へ行ってます!
2007.10.15 October vol14
製造部印刷課 国見 豊史
プレス・ポストプレス 1新印刷機導入06年に最新のCMS設備が組み込まれた新しい印刷機を導入、順調に稼働中! 2印刷現場としてのCMSとは安定したカラーマネジメントを実現するには保守とメンテナンスが基本中の基本。デジタルでは及ばない細部への目配りがカギ。 3特集 印刷は本当に微妙で繊細な技術です “ハードの諸条件×ソフトのレベル=印刷物の品質” メンテナンスと技術力の積み重ねで高品質を維持 4特集 小ロットの印刷をこなすポイント 刷り出しまでの準備時間を短く、CMSの機能を最大限に活用する 5特集 フィーダーの調整はむずかしい スムーズに給紙をするために経験とカンを生かして微調整を行っています。 6特集 これから手がけていきたい特殊印刷 お客様の満足度を高めるためより高精度な印刷技術を追求していきます 7特集 夜勤のときのトラブルは怖い 他部門が可動せず材料も限られる夜間。失敗が許されない緊張感のなかで慎重かつ品質を重視し作業しています。 8特集 用紙によって変わる印刷難度 薬品に使用される薄紙から厚紙の印刷など難易度の高い印刷物に対しても品質を重視しながら取り組んでいます。 9特集 印刷機のメンテナンス 小さな汚れが品質にかかわってしまうことも。1週間に一度の定期メンテナンスのほか作業時に目配りをしてトラブルを防ぎます。 10特集 高品位印刷への取り組み(1) 品質の高さが求められる出版物に対して高精細、FMスクリーニングの印刷など独自のノウハウを蓄積して提案いたします。 11特集 印刷機の保守と点検 印刷物の品質を守るためには機械の保守・点検が不可欠。給油の大切さや毎週行っている定期メンテナンスについてご紹介します。 12

印刷したら取り返しがつかないので慎重に

 現在24時間体制で印刷機を動かしています。日中と比べ夜間は上司が不在だったり、他部門が稼働していないため、印刷時にトラブルがあった場合の判断は難しいものとなります。

 その中でも一番の課題は原稿と印刷物に色の差異が出た場合。 インキツボなど機械側の微調整を行っても改善されない場合は自分だけで判断せず、夜中でも上司に連絡して指示を受け、納期に余裕があれば、作業を翌日にまわすこともあります。やはり印刷してしまうと取り返しがつかないので、この部分は慎重にならざるを得ません。

 版据え時のトラブルもあります。弊社では「フルAPC」という、版を自動で交換するシステムを利用しているのですが、きっちり入らず、4版のうちK(ブラック)の版に何らかのトラブルが起こってしまった場合には、他の3版も最初からやり直しとなります。

 版は一度抜くと折れたり破損することが多く、そのまま印刷に使用できないこともあります。その場合は、もう一度版を出し直すことになるのですが、夜間は基本的に製版部門の可動をしておりませんので、対応できなかった場合には翌日に版からやり直す場合があります。

 このほか、機械のブランケットという部分に紙が引っ付いてしまうと、一部だけインクがのっていない状態になります。また、紙同士が引っ付かないように白い粉が出ているのですが、粉の量が多く機械の中に残ってしまったり、見当がうまくいかないなど、さまざまなトラブルがありますが、対処できない場合は必ず指示を受けるよう徹底をしています。

写真:版すえ時のトラブル
写真:反

一枚一枚に気をくばり常に品質を重視する

写真:製造部印刷課 国見 豊史

 夜間には材料の不足も心配です。たとえば印刷する場合の予備紙があるのですが、前述のようなトラブルで印刷機が止まると紙が足りなくなってしまいます。そんなときも指示を受け、同じ紙の在庫があればそれを使用し、ない場合は翌日以降に再度印刷するようにと、状況に合わせてスケジュール調整を行っていきます。

 昼夜を問わず作業時に心がけているのは、よりよいものをつくるために、また、間違いを起こさないために、細かいところまで注意を払うということです。 色ばかりを気にしていたら見当がずれる、見当を気にしていたら色が変わるなど、工程のひとつでもおろそかにすると製品に影響します。常に緊張感のある仕事ですが、ものづくりに携われるのは、やりがいがあります。一枚一枚品質を重視しながら、お客様に満足していただける製品をつくるために、これからも経験を積んでいきたいと考えています。

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