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グルメレポート 京都名店探訪! 行ってきましたこんなお店

2007.11.15
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三源庵

推薦者 佐藤一彦(東京営業所グループマネージャー)

鱧好きにとっては穴場中の穴場の店。素材を生かした料亭&おふくろの味

鳥羽街道を南に行くと吉祥院天満宮があり、三源庵はその側にあります。明治時代までは鳥羽街道から天満宮に行く道はここしかなく、参拝路として多くの人が利用していました。

屋号の由来はおふくろの味+料亭の味+素材の味の三要素を源として、心のこもった料理を提供するところからだそうで、大将は祇園で20年間修行し6年前に独立しました。 とくに鱧料理は絶品で、店の看板にもあるようにこの店の代表料理になっています。鱧好きにとっては、穴場中の穴場の店です。

鱧と聞けば、京都の祇園祭を思い浮かべる方も多いかと思います。 その時期に旬を迎えるため食べるという説もありますが、輸送手段の整っていない昔、夏場に海から離れている京都まで魚を運ぶのに、鱧だけは強い生命力があったということで重宝がられたという説もあるそうです。 しかし鱧には小骨が無数あり、そのままでは食べらず、何とかしておいしい魚を食べたいということで、骨切りという独特の調理法が京都で確立されたのです。三源庵でも大将の熟練の腕により、おいしい鱧をいただくことができます。

今回紹介するのは、お昼のわがままコース4500円。鱧の酢味噌が絶品のお造りに始まり、鱧の煮こごりに料理人の意地が感じられる八寸。鱧とマツタケが絶妙に調和する吸い物と続きます。「鱧のつみれあんかけ」は、おふくろの味のような癖になるおいしさ。その後、「鰆の甘煮」や、アスパラの入った「鱧のしんじょう揚げ」と続き、しめは「真鯛の雑炊」。これでもかと旨みを堪能させてくれる逸品の数々で、大満足でした。女将も上品な方で、料理を出すタイミングや料理説明のうまさもまた、美味しさの秘密かもしれません!

鱧は5月から11月ぐらいまでで「鱧しゃぶ」も美味。これからの季節ならアンコウやフグなどのお鍋も楽しめます。予算は夜のおまかせ料理、鍋とも5000円ぐらいから、昼は幕の内膳が3150円からです。お昼は完全予約制ですが、夜もできれば予約した方がベターで、予約の電話では大将に出ていただいて、予算・好き嫌い・性別や人数・食べたいもの・個室・カウンター等の希望を伝えると、三源庵での食事が100倍楽しめます。 大将は基本的には無口な方ですが、料理の質問にはとても親切に答えてくれて、京都でのはんなりとした時間が堪能できますよ。

お造り
八寸
鱧つみれあんかけ
鱧しんじょう揚げ
店名 三源庵
住所 京都市南区吉祥院高畑町26
TEL 075-681-7614
営業時間 午後12時〜3時(要予約) 午後5時〜11時
席数 約30席
定休日 火曜日
交通 JR「西大路」下車徒歩10分、近鉄「十条」下車徒歩20分

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