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京都歳時記 京都でおでかけ! はんなりスポット

2007.10.15
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筆供養 正覚庵 11月23日(金・祝)

使い古した筆を大護摩で焚き上げ 学業上達や文運隆昌を心から願う

奈良の東大寺、興福寺になぞらえて名付けたという京都・東福寺。国宝の三門をはじめ紅葉の名所・通天橋などが有名です。この東福寺の塔頭、正覚庵(しょうがくあん)では、毎年この日に筆供養が行われています。

境内に江戸時代後期の文化年間に築造されたといわれる「筆塚」があることから、別名「筆の寺」としても知られている正覚庵。筆供養とはその名の通り、使い古した筆や鉛筆などの筆記用具を護摩火で焚き上げ、学業上達や文運隆昌を祈願しながら供養するというものです。

当日は午後1時から約1時間、稚児、山伏によるお練り行列が行われ、筆神輿が巡行します。そして、2時からいよいよメインの大護摩がスタート。会社、個人などから多数寄せられた筆、ペン、鉛筆などが、次々と火中に投げ込まれていきます。火を見つめながら祈願し、筆に対する感謝をすることで、心が洗われたような気持ちになるはず。また、煙を浴びると、字が上達するといわれているので、ぜひ積極的に前方へ進みたいものです。

供養したい筆があれば、午前10時から午後1時30分頃までに持参すればOK。供養料はとくに定められていないので、各人のこころもちで納めるということになっているそうです。いつも何気なく使っているペン、何本もあるからと祖末に扱わず、日々使っていることに感謝するという気持ちをもちたいものです。

正覚庵は、ふだんまったく拝観できないお寺。毎年筆供養の日だけ一般に開放されますので、一年に一度見学するチャンスです。いちばん近いのは京阪・鳥羽街道駅ですが、東福寺駅から歩いたほうが、寺院が連なる風情ある街並みをみることができます。せっかくなので東福寺の庭園を眺めたり、東福寺の塔頭であるほかのお寺も拝観しては。雪舟が築造した庭が有名な芬陀院(ぶんだいん)、九山八海の庭(霊の庭)のある霊雲院(れいうんいん)などがあります。秋のひとときをのんびり過ごしてみてください。

場所 東福寺塔頭 正覚庵
日時 11月23日(金・祝)
料金 無料
交通 JR、京阪「東福寺」下車、徒歩10分    
京阪「鳥羽街道」下車、徒歩5分
住所 京都市東山区本町15丁目808
問い合わせ 075-561-8095
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