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特集 ユニバーサルデザインを推進 誰にとっても分かりやすいユニバーサルデザイン。このたび点字カレンダー制作に取りかかりもうすぐ完成する予定です。
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特集 ユニバーサルデザインを推進 誰にとっても分かりやすいユニバーサルデザイン。このたび点字カレンダー制作に取りかかりもうすぐ完成する予定です。

総合デザインチーム 藤本 恵美(右)、一瀬 佳苗(左) 1日1コマのエンピツまんが「きょうの猫村さん」の最新刊が待ち遠しい!
2008.03.15 March vol.24
総合デザインチーム 藤本 恵美 一瀬 佳苗
サービス部門 1 多品種でしかも小ロット、品質は最高レベルの検品 一貫した品質保証管理システム 2高品質の印刷物、品質管理について お客様の手元に届いて、評価されてはじめて品質が決まる。 3特集 小ロットDMへの対応 どのようなオーダーにも品質優先で工程を設計。人手を惜しまないことが効率化と高品質につながっています。 4特集 突然のDM受注。厳しい納期を守るために 綿密なスケジュール調整と一貫した工程管理がカギ。お客様の要望には必ず応えます 5特集 納期がきびしい訂正シール対応 シール印刷から貼り込み作業までスケジュールと人員の管理をして全社をあげて納期を守ります。 6特集 大きさがさまざまな印刷物のセット 確認作業の徹底、セットから梱包、配送に至るまでの品質重視で多種小ロットに対応しています。 7特集 土山品質 「土山品質」は弊社の誇りであり武器です。社員の熱い思いと管理システムをもって取り組んでいます。 8特集 多様化する用紙ニーズに応えるために 再生紙から「FSC認証紙」へ。地球環境を意識し、お客様のニーズに対応する用紙提案を行っています。 9特集 協力会社の手配 社内で対応できないと判断した場合、納期はもちろん、協力会社の品質レベルや管理体制を考えたうえで依頼しています。 10特集 製造受注を強化 メディアの多様化に伴い印刷は減少傾向。製造本部としては受注を強化するために3つの取り組みを始めています。 11特集 ユニバーサルデザインを推進 誰にとっても分かりやすいユニバーサルデザイン。このたび点字カレンダー作成に取りかかりもうすぐ完成する予定です。 12特集 一元管理による品質保証 入稿から納品まで責任を持って管理。最良の製品に仕上げるため品質を重視し迅速でスムーズな工程を組んでいます。
13特集 ソリューション営業の実践 お客様とのコミュニケーションを図りながら問題解決のためのさまざまな提案をする「ソリューション営業」を実践しています。 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24

点字カレンダーの制作をスタート

写真:点字カレンダー

数年前から「ユニバーサルデザイン」という言葉を耳にすることが多くなりました。ユニバーサル=普遍的な、一般的という意味が示すように年齢や障害の有無を問わず、すべての人にとって使いやすいデザインのことをいいます。弊社でも本格的な取り組みを始め、このたび点字カレンダーの制作に取りかかりました。

点字カレンダーは弊社が販売促進用に作成している一般用と同じA4サイズを予定しています。一般用のカレンダーは、昨年までは壁掛けでしたが、今年からサイズを変更。地球環境にやさしいFSC認証紙を使用し、京都印刷工業組合が制作している「京すりもの」の京都にちなんだ12色を使用しています。

点字についてはまったく知識がないなかで、一から勉強しようとスタート。まずは現在出回っている点字の印刷物を集めたものを、社会福祉法人ライトハウス職員の方に見ていただきました。ライトハウスとは、視覚に障害のある方の自立と社会参加を応援する団体です。すると意外にも、印刷物における点字の精度があまりよくないことが分かりました。点字は6つの盛り上がった点で表すのですが、立体感があまりなく、分かりづらいというものなどです。そこで弊社では、内容、印刷加工ともに精度を高めるべく制作を始めました。

点字のルールを知り、精度を追求する

点字で表現するには、点字ならではのルールがあります。一般の文章は縦書きと横書きの両方ありますが、点字は横書きのみ。表現方法も独特で「今日は〜」という文章の場合の「は」→「わ」に。京都(きょうと)は「きょーと」と記すといった具合です。また、単語の後には必ずひとマス空けるといった約束事もあります。

そういったルールを理解した上で、制作したカレンダーは、左揃えで等間隔に並べることにこだわり、分かりやすさを追求。ライトハウスの方にも監修していただきました。

カレンダーには祝日の表示を入れますが、今回の点字カレンダーの場合は日付の後に 1点追加することで祝日を表します。そして 欄外に手を動かすと、たとえば「3月20日 春分の日」という点字があって、内容が分かるようになっています。

最終的な印刷加工についても、凹凸が分かりやすいよう品質を重視して仕上げる予定です。最初は分からないことが多く大変だと感じていましたが、あと少しでこの点字カレンダーが完成します。

ユニバーサルデザインは特別なものではなく、整理された見やすいデザインを追求することは、すべての人に価値があります。弊社では、色覚障害者のための勉強会を社内で開催するなど、さらに知識を深めていきたいと考えています。こういったユニバーサルデザインが取り入れられるようになったのは、社会の成熟の証し。今後も生活に身近な印刷物を作る場合は、見やすさや使いやすさに配慮していきたいと考えています。

   
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