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![]() 高品位印刷と呼ばれるものには、高精細印刷、FMスクリーン印刷、高濃度印刷、高輝度印刷、多色印刷などがあります。いずれも通常使用している175線の印刷と比較し、一般的には色域を広げて、コントラストをはっきりつけることが目的です。技術的には175線と同じ紙とインキを使って印刷するのですが、製版時やCTP出力時でのトーンカーブの調整、印刷時には水や印圧の調整やインクの状態などに厳しい管理をしないと満足のゆく色を出すことができません。 弊社では、2006年12月に最新の枚葉印刷機を導入。それを機に昨年から高品位印刷であるFMスクリーン印刷に取り組み始めました。FMスクリーン印刷をするためには、プレス側の条件として印刷機の状態の安定が非常に大きな要因となりますので、最新の印刷機を導入したことで可能になったのです。 これまで何例かFMスクリーンでの印刷を行っていますが、実際に商品となるまでに色々な試みを実施しました。具体的には、まず通常のAMスクリーンの印刷をする際に、FMスクリーンの版も同時に用意をして、AMスクリーンを印刷した後に連続してFMスクリーンの印刷を。その際にAMスクリーンと同じ刷濃度での印刷と、刷濃度を変えAMスクリーンで刷った色調に合わせた印刷の2種類を作成しました。そしてこの2種類の傾向を分析し、FMスクリーンの印刷に適したフローを製版側で作ることにしたのです。 |
![]() ![]() ![]() テストの結果では同じ刷濃度の場合、印刷物が濃くあがる傾向が見られ、これを補正するには、 (1)、(2) の補正でのフローが理想的でありますが、実際には(3) が一番良いという結果に。しかし(3) だけでは補正が十分ではない場合もあり、(2) と(3) をミックスした補正が現状では一番良い結果となっています。この方法によって品質的には安定しましたので、今後はFMスクリーン印刷のよさをもっとお客様にアピールし、受注を増やしていこうと考えています。 また、この方法は絵柄面積や画像が持つ濃淡や色で刷濃度やドットゲインを変える必要があるので、フローがやや複雑なものとなってしまいました。もっと良い品質の印刷物を刷れるようフローを進化させ、現在は(1) を含めてテストを行っています。 今後は、FMスクリーンの印刷だけではなく高精細印刷や多色印刷にも取り組もうと計画中です。そのための準備を進めていますが、結果につきましては、この「commu」で報告したいと考えています。 |
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