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![]() 印刷物を作成する上で旧字体(旧漢字)は必ずといっていいほど必要ですが、classic環境(MacOS 9.22以前)の作業で使用するフォントに収録されている文字数はOCFで8,284文字、CIDで8,720文字となっており、その中にはほとんど含まれていません。そこで、旧字体が必要な場合当社では、「作字」という手段で対応しています。「作字」とは、旧字体など文字コードに含まれない文字(字形)を、使用するフォントにあわせてフォント作成ソフトで作った単体文字のことです。 しかし作字した場合、ミスや問題点も起こってきています。たとえば、ある物件で作字を入れる時、本来はリュウミンMなのに、誤ってリュウミンLの細い作字を入れるというミスが発生。モニター、プリンター出力紙の確認でもふたつの文字の違いを見分けるのは困難だったのです。 また、作字は1書体に100文字程度を上限に登録しています。作字された文字はフォントやウエイトを変更しても作成されたままの「形」で、そのつどオペレーターは使用するフォントと同じ、もしくは近い書体で作られた文字を選択することになります。使用時は、各オペレーターの判断任せとなっていたのも問題でした。 |
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そこで、当社では確認作業の徹底を実施。やむを得ず作字フォントを使用した場合、その文字にマーカーを付け、作業者と内校者が確実に校正を行えるようにしました。 DTP業界を取り巻く環境は今急速に変化しています。長い間classic環境が主流だった業界もここ数年でOS Xに移行し始め、当社でも現在ではOS Xを主軸としたDTP環境を整え、classic環境では出来なかったことが容易にできるようになり作業効率が飛躍的に向上しました。 新規で作成する媒体に関しては、OTFをメインとしたフォント環境で、組版ソフト「InDesign CS2」・「Illustrator CS2」への移行を意欲的に進めています。 ただ、万能に見えるOTFにも含まれていない文字に関しては作字が必要に。また改版物など、以前のclassic環境で作成しなくてはならないものもあり、今の段階では作字使用における間違いなどのリスクは避けられません。 「確認に勝る確実は無し―」。どの仕事においても鉄則です。「よりミスを減らす作成方法」、「よりミスを発見しやすくする原稿の注意喚起方法」等、常に作業手順を改善・構築していくことが、一番の対処方法だと思っています。 今後とも不具合やミスを減らしていくためにチーム間の連携を図り、高品質のものづくりに努力し続けていきたいと思っています。 ![]() |
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