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特集 土山印刷でのカラーマネージメントの維持管理
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土山印刷でのカラーマネージメントの維持管理

生産本部 今西 義幸 人は見かけで判断してはならない。こう見えて結構古風です。
2009.9.15 September vol.43
生産本部 今西 義幸
プリプレス 1特集 めざすフルデジタルワークフローの形 土山印刷で構築しようとしているフルデジタルワークフローの形は顧客ニーズに対応するための取り組み 2特集 ノベルティ商品の提案、開発 商品開発は情報収集がカギ。 土山印刷発でユニークな提案を 3特集 最新システムに対応! デザイン関連の最新アプリケーションを導入。入稿、検版などの新システムも視野に。 4特集 土山印刷のCTP デジタル刷版が主流となって工程が短縮し、納期までの作業スピードが格段にアップ!現像の確実性も高まって品質を確保 5特集 カラージーニアスについて RGB画像を最適なCMYKデータに変換。調整が容易になって品質も安定。 6特集 CMSを完成させよう 製版から印刷まで一貫したCMS(カラーマネジメントシステム)を構築しています 7特集 組版、バーコード作成に正確さを追求 何百店という価格の差し替えでも素早く対応。バーコード作成にも正確さを重視しています。 8特集 土山印刷の検版システム 最高6回の検版は各担当で責任をもって実施。デジタル検版も取り入れて精度を追求しています。 9特集 高品位印刷への取り組み〜FMスクリーン、高精細印刷、広演色印刷〜 京都で営業する印刷会社として高い技術力で作った高品質の印刷物の提供をめざし、さらに努力を続けます。 10特集 最新技術を駆使し誠実にものづくりを追求 高品位印刷、Webとの組み合わせなど品質管理を徹底しながら、お客様への提案や新商品の開発を目指します。 11特集 クロスメディアセンター(1) デジタル関連部門をワンフロアに集約。お客様の多種多様なニーズに対応できるクロスメディアセンターを目指します。 12特集 高品位印刷のためのDTPノウハウと事例 最新の印刷機を導入以来取り組んでいるFMスクリーン印刷。品質を安定させるための数々の試みを行っています。
プリプレス 13特集 データの不具合とその解決法 作字 印刷物の制作では旧字体の使用も不可欠。フォントに含まれていない場合は、独自で「作字」して対応してきました。 14特集 進化するフルデジタルワークフロー お客様にとって効率化、省コストにもつながるフルデジタルワークフローを推進していきます。 15特集 土山印刷に新たな印刷機が導入されました! 16特別企画 座談会 前編 17特別企画 座談会 後編 18特集RGB印刷の構築〜ドットゲインカーブの作成〜 19特集RGB印刷の構築〜前回、RGB印刷の構築でドットゲインカーブの作成を取り上げさせていただきましたが、今回はRGBデータを6色に分版するためのプロファイルの作成についてご紹介させていただきます〜 20特集 簡易中綴機搬入レポート 今の時代のニーズに合った、小ロット・短納期の仕事に対応 21特集 中・小ロットを得意とする中綴加工機導入 22特集 色再現領域の広い10色インクジェット・プリンターを導入 23特集 6色高品位印刷技術による平成版浮世絵「京都百景」完成 24特集 土山印刷でのカラーマネージメントの維持管理

今回は、品質の向上と安定の一つであるCMSの維持管理についてご説明させていただきます

私たち土山印刷製造部では、今までcommuでご紹介させていただきましたように、新商品開発や、品質の向上に取り組んでいます。これらを一つ一つクリアすることは大変なことでもありますし、時間もかかります。しかし、後の維持管理を怠ると、品質の低下につながってしまいます。印刷機は日々コンディションが変わっていきますので、維持管理するのは難しいですが、日々刷っている印刷物の確認と、定期的な色の測定による確認を行っています。今回は、品質の向上と安定の一つであるCMSの維持管理についてご説明させていただきます。

当社での取り組みは次のようになります。

製版課にあるインクジェットプリンターにつきましては、定期的(2週間に1度)にテストチャートの出力を行います。Japan Colorに準拠した基準インクジェット出力物との比較を目視及び測色機を使って数値的に行います。もし、色差ΔEが3以上の場合、インクジェットの調整を行います。調整法はインクジェットプリンター自身のキャリブレーションを取り直し、再度確認します。尚且つΔEが3以内に収まらない場合、ICCプロファイル(デバイスプロファイル)作り直し、ΔEが3以内に収まるまで繰り返し行います。

▲測色機を用いての測定 ▲テストチャート ▲ドットゲインを測定する為のテストチャート

また印刷もインクジェット同様に定期的(2ヵ月に1度)にテストチャートの印刷を決められた条件(ドットゲイン、刷り濃度、同仕立て、など)で行い、今回の印刷物とJapan Colorに準拠した基準印刷物との比較を目視及び測色機を使って数値的に行います。もし、ΔEが3以上であれば、基準印刷物に色を合わせ、印刷を行います。そして、印刷物がΔEの3以内になれば、OKとし、その時の諸条件が今後の印刷を行う時の標準となります。そして、OKになったインクジェットと印刷物を比較し、ΔEが3以内であることを確認いたします。

▲測色機を使用し、結果をプリントアウトした物

印刷工程ではデジタル化が進み、品質が安定するようになったと言われますが、印刷機に関しましては、まだまだ不安定な要素が数多くあります。この不安定さを出来る限り安定化させて、色の品質を保つことが印刷会社の使命と考えています。時間もかかり複雑な作業ですが、このCMSの維持管理が他社との品質の差別化になると考えます。 今は安く早くが主流になっておりますが、土山印刷では安く早くそして良い品質を提供し、さらに高品質なRGB印刷や高精細印刷にも取り組み、高い品質の印刷物をご提供いたします。

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