コミュ commu 京都発!土山印刷のWebマガジン

特集 RGB画像の修正について
Back number
バックナンバーを読む

特集 RGB画像の修正について

生産本部
2010.9.15 September vol.55
生産本部
プリプレス 1特集 めざすフルデジタルワークフローの形 土山印刷で構築しようとしているフルデジタルワークフローの形は顧客ニーズに対応するための取り組み 2特集 ノベルティ商品の提案、開発 商品開発は情報収集がカギ。 土山印刷発でユニークな提案を 3特集 最新システムに対応! デザイン関連の最新アプリケーションを導入。入稿、検版などの新システムも視野に。 4特集 土山印刷のCTP デジタル刷版が主流となって工程が短縮し、納期までの作業スピードが格段にアップ!現像の確実性も高まって品質を確保 5特集 カラージーニアスについて RGB画像を最適なCMYKデータに変換。調整が容易になって品質も安定。 6特集 CMSを完成させよう 製版から印刷まで一貫したCMS(カラーマネジメントシステム)を構築しています 7特集 組版、バーコード作成に正確さを追求 何百店という価格の差し替えでも素早く対応。バーコード作成にも正確さを重視しています。 8特集 土山印刷の検版システム 最高6回の検版は各担当で責任をもって実施。デジタル検版も取り入れて精度を追求しています。 9特集 高品位印刷への取り組み〜FMスクリーン、高精細印刷、広演色印刷〜 京都で営業する印刷会社として高い技術力で作った高品質の印刷物の提供をめざし、さらに努力を続けます。 10特集 最新技術を駆使し誠実にものづくりを追求 高品位印刷、Webとの組み合わせなど品質管理を徹底しながら、お客様への提案や新商品の開発を目指します。 11特集 クロスメディアセンター(1) デジタル関連部門をワンフロアに集約。お客様の多種多様なニーズに対応できるクロスメディアセンターを目指します。 12特集 高品位印刷のためのDTPノウハウと事例 最新の印刷機を導入以来取り組んでいるFMスクリーン印刷。品質を安定させるための数々の試みを行っています。
プリプレス 13特集 データの不具合とその解決法 作字 印刷物の制作では旧字体の使用も不可欠。フォントに含まれていない場合は、独自で「作字」して対応してきました。 14特集 進化するフルデジタルワークフロー お客様にとって効率化、省コストにもつながるフルデジタルワークフローを推進していきます。 15特集 土山印刷に新たな印刷機が導入されました! 16特別企画 座談会 前編 17特別企画 座談会 後編 18特集 RGB印刷の構築〜ドットゲインカーブの作成〜 19特集RGB印刷の構築〜前回、RGB印刷の構築でドットゲインカーブの作成を取り上げさせていただきましたが、今回はRGBデータを6色に分版するためのプロファイルの作成についてご紹介させていただきます〜 20特集 簡易中綴機搬入レポート 今の時代のニーズに合った、小ロット・短納期の仕事に対応 21特集 中・小ロットを得意とする中綴加工機導入 22特集 色再現領域の広い10色インクジェット・プリンターを導入 23特集 6色高品位印刷技術による平成版浮世絵「京都百景」完成 24特集 土山印刷でのカラーマネージメントの維持管理
プリプレス 25特集 「総合カタログ品質設計フロー」を確立し高品質の印刷物をご提供 26特集 「3Dスキャニング」のご提案 27特集 土日稼動に向けた取組み 28特集 企業様向けの印刷web受発注システム 29特集 製版ディレクションによるカタログの色品質アップ 30特集 スピカ(菊半栽4色反転機構付)を新しく導入しました 31特集 RGB画像の修正について

弊社のRGB印刷はCMYKでは濁って綺麗に出なかったオレンジとグリーンに照準を絞り、取り組んでおります。

今までにもRGB(6色)印刷につきましては幾度と紹介させていただいておりましたが、今回はRGB画像データの修正につきまして掲載させていただきます。まず弊社が何故、RGB(6色)印刷に取込むようになったのかをご紹介させていただきます。

従来の印刷は4色(CMYK)で行っておりましたが、色再現領域が狭い為、表現したい色が再現できないことに妥協を強いられておりました。昨今では印刷物のクオリティを求められるお客様が多く、より現物や原稿に近い色再現が可能な、広色域のRGB(6色)印刷に取り組み始めました。弊社でのRGB(6色)印刷と呼んでいる物とは、CMYK+O(オレンジ)+G(グリーン)で再現しており、CMYKでは濁って綺麗に出なかったオレンジとグリーンに照準を絞り、取り組んでおります。

RGB(6色)印刷に取込むようになり、立ち上がり当初は非常に苦労をいたしました。なぜなら、従来の製版行程ではCMYKにて色修正を行っており、4色それぞれ表示されたパーセントがそのままの形で印刷に反映されますが、RGB(6色)印刷をするには当然RGB画像データを扱う為、6色に分版されるまで結果が分からないからです。今までの経験でCMYKでの色再現は体に染み付いていますが、RGBでの色再現は皆無に等しく、いわば手探り状態と言っても過言ではありませんでした。

RGB画像でR(レッド)に手を加えるとどうなり、G(グリーン)に手を加えるとどうなるから始まり、実際に6色に分版されたものの想像がつかないので、当初はあらかじめ6色分版した画像を使用し修正しておりました。そうすることにより網点のパーセントが表示され、今までCMYKの画像データを修正していたときとあまり違和感無く作業ができ、品質的に許容できるこの方法で経験値が増えてきましたらRGB画像を直接に修正できるようにしようと決めておりました。

昨年の5月にRGB(6色)印刷の色を再現できる10色の大判インクジェットプリンターの導入をして、カラーマッチングを行うことにより色の確認ができるようになりました。またRGB画像に対するハンドリングのノウハウも出来てきましたので、RGBモードで直接に画像の修正を行うようにしています。現在ではRGB印刷に関しては、100%RGBモードで画像修整を行っています。

ハイエンドスキャナによる4色画像分解という行程は非常に少なくなり、デジタルカメラで撮影されたデータ入稿が大半を占めるようになりました。webの急速な発展に伴って、クオリティの高いRGB画像の要求も増えてきており、RGBデータのハンドリングは益々増えてくると予測されます。RGBデータのハンドリングのノウハウはRGB(6色)印刷に限らず、色々なメディアで必要となってくる技術だと考えています。 既に世の中に弊社でRGB(6色)印刷をいたしました商品が出回っておりますますが、更なるノウハウ、クオリティの追求に邁進してまいります。

【参考】

CMYKの色領域から離れた状態
CMYKの色領域から離れた状態
RGB画像を修正する際、ある程度の指標にはなりますが、6色なので結果はかなり違います。

CMYKでの色再現領域がオーバーしている画像
CMYKでの色再現領域がオーバーしている画像
グレーアウトした部分が多いほど、オレンジとグリーンインクの占有量が増え6色印刷を行う際、効果が大きくなります。

モニターによるRGB再現イメージ
モニターによるRGB再現イメージ
AdobeRGBをカバーできるColorEdgeモニターに、弊社オリジナルの6色分版用プロファイルをあててカラーマネージメントしています。プリントイメージをできる限り近づけることにより、見た目重視の画像修正も可能です。

pagetop
コミュ commu 京都発!土山印刷のWebマガジン 土山印刷株式会社WEBサイトへリンク お問い合せ