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特集 大阪府印刷工業組合 北親支部・福島支部合同主催セミナーにて講演いたしました
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特集 大阪府印刷工業組合 北親支部・福島支部合同主催セミナーにて講演いたしました

営業本部
2011.2.15 February vol.60
営業本部
サービス部門 1 多品種でしかも小ロット、品質は最高レベルの検品 一貫した品質保証管理システム 2高品質の印刷物、品質管理について お客様の手元に届いて、評価されてはじめて品質が決まる。 3特集 小ロットDMへの対応 どのようなオーダーにも品質優先で工程を設計。人手を惜しまないことが効率化と高品質につながっています。 4特集 突然のDM受注。厳しい納期を守るために 綿密なスケジュール調整と一貫した工程管理がカギ。お客様の要望には必ず応えます 5特集 納期がきびしい訂正シール対応 シール印刷から貼り込み作業までスケジュールと人員の管理をして全社をあげて納期を守ります。 6特集 大きさがさまざまな印刷物のセット 確認作業の徹底、セットから梱包、配送に至るまでの品質重視で多種小ロットに対応しています。 7特集 土山品質 「土山品質」は当社の誇りであり武器です。社員の熱い思いと管理システムをもって取り組んでいます。 8特集 多様化する用紙ニーズに応えるために 再生紙から「FSC認証紙」へ。地球環境を意識し、お客様のニーズに対応する用紙提案を行っています。 9特集 協力会社の手配 社内で対応できないと判断した場合、納期はもちろん、協力会社の品質レベルや管理体制を考えたうえで依頼しています。 10特集 製造受注を強化 メディアの多様化に伴い印刷は減少傾向。製造本部としては受注を強化するために3つの取り組みを始めています。 11特集 ユニバーサルデザインを推進 誰にとっても分かりやすいユニバーサルデザイン。このたび点字カレンダー作成に取りかかりもうすぐ完成する予定です。 12特集 一元管理による品質保証 入稿から納品まで責任を持って管理。最良の製品に仕上げるため品質を重視し迅速でスムーズな工程を組んでいます。
13特集 ソリューション営業の実践 お客様とのコミュニケーションを図りながら問題解決のためのさまざまな提案をする「ソリューション営業」を実践しています。 14特集 出荷情報/在庫情報システムの活用 お客様を第一に考えてデリバリー品質の向上と在庫の徹底管理に取り組んでいます。 15特集 【MOTOYA COLLABORATION FAIR2009】に出展しました 16特集 JP2009 情報・印刷産業展に出展いたしました 17特集 第31回三谷情報フェアに出展|三谷産業株式会社様より、情報フェア出展のお誘いをいただき、7月9・10日の2日間の日程で出展参加させていただきました。 18特集 ロゴQの提案事例 19特集 動画を活用したビジネスブログ展開 20特集 品質意識とKY活動 21特集 クリエイティブビジネスマーケットに出展しました 22特集 2010年 総合カタログプロジェクトで新規開発 23特集 講演「今、求められるDMとは?」 24特集 カタログ診断について
プリプレス 特集 新規開発プロジェクトに取組む土山印刷営業部です 特集 高品位印刷の営業について 特集 スイッチングコストの壁を破る 特集「JUMP近畿2010」にて講演いたしました

大阪府印刷工業組合 北親支部・福島支部合同主催セミナーにて講演いたしました。

 大阪府印刷工業組合 北親支部・福島支部様から講演の依頼を戴き、弊社代表取締役 土山雅之が6月16日(木)18:15〜大阪府商工会館7階(講堂)におきまして、両支部合同主催のセミナーにて【web to printが広げる営業活動 〜普通の印刷会社が「印刷通販」を始めたワケ】と題して講演を実施いたしました。

 大阪府印刷工業組合は、大阪府内全域を区域とする一般印刷業唯一の団体であり、現在、加入約620社、全日本印刷工業組合連合会加盟の印刷産業団体です。その 北親支部 (北区,東淀川区,淀川区,豊中市他淀川右岸地域)と福島支部(福島区,西淀川区,此花区)合同によるセミナーが開催されました。以下に内容をご紹介いたします。

 合同セミナーは、吉賀副理事長様のご挨拶、松本支部長様(福島支部)のご挨拶に続きまして、司会の安平常務理事様からご紹介をいただき、土山が講演を行いました。最初に土山印刷の会社紹介と会社概要について本年100周年をむかえた創業当時のエピソードとともに紹介、その後自身の紹介として、入社当時のDTP導入に至る決断、営業本部長としての部下とのコミュニケーションと成果などの経験、そして社長となって行った改革については営業マン教育の実施と挫折などの苦い経験も交えながら今回のテーマにある印刷通販を始めた経緯について紹介いたしました。また、当時の輪転案件を中心としたブローカー戦略を選ぶのか、内製を強化したメーカー戦略のいずれかの選択を決断しなければならなかった状況において、内製化を決断し設備強化とその発展にむけての施策も合わせて紹介いたしました。

 改革の実施では、経営管理の仕組みづくりとして、具体的に事業計画・社業報告会・月次損益・生産性の改善・回収管理を実施し、新たに統合システムを導入し売上主義から粗利主義へと具体的数字による分析数値をもとに改善の推進を実施したこと、新本社への移転と同時に新型印刷機の導入による生産強化の実施において、特に同業受注の推進が内製の効果を押し上げることができた事、そして印刷通販事業とマーケティングの諸施策の実施による印刷通販事業(web to Print)について具体的な展開を提示いたしました。

 次に印刷通販事業を知ったきっかけや参入までの弊社の環境と推移、そして10年後の展望予測をもとに印刷通販事業への取り組みを年度ごと(2007年〜2011年)に実施した施策や改善対策の施策とともに具体的に紹介いたしました。
 印刷通販事業展開として、弊社の強みである営業ノウハウを活かした法人向けのハイブリット型web to Printによる土山グループとしての品質及び対応重視でも価格重視でも両方に対応できる体制を構築したこと、印刷通販事業をやってみてわかった"web to Print"のメリットとデメリットを紹介いたしました。

 メリットとしては、受注量の拡大と内製占有率の拡大、営業活動の効率化と顧客ニーズの対応、特に「この印刷はどこでもできますよね」といった顧客の声はこれから目指すべき自社の戦略的ゾーニング構想につながっています。事実当社の20万円以下の件数シェアと金額シェアの具体的数字からみても5年後、10年後の自社の仕事の効率化と高付加価値化の両立が可能と実感させました。そしてなにより内製化を通して売上増加と設備の更新による増強が生産することによる社員の喜び、社内の活性化へつながり、社員の生産への意欲向上になりました。

 デメリットとしては、価格競争に合う生産コストづくり、特に粗利の創出が困難であったこと、また、絶えざる広告投資が必要とされ競合の参入も多いことが挙げられます。

 今後の印刷会社の取組みとして弊社の考える方向性として、ITインフラが社内外のプラットホームとなり、クラウドサーバー、CMSとリモートプルーフ、デジタルネイティブがますます活用され重要になってくることが予想され、印刷だけの会社からクロスメディア会社としての発展は不可欠であり、電子書籍の普及、データのフォーマット化、多様な出力形態に対応しお客様に提案できる印刷会社に取り組む必要があること、さらに各印刷会社が社会的役割、特に、存在意義(メーカー向け、小売向け、高度サービス業向け、産業資材向けetc×クライアント請け、下請けetc・・・)に応じてモデルが多様化すること、印刷会社もグローバル化に対応して更に取組みが活発化するであろうことが考えられます。

 上記を考慮し、今後の当社の開発方向性を、(1) 専門化として、"web to Print",CMS,RGB,ニッチ企画力への取組み、そしてそれらを(2) 統合化するためのクロスメディア、マーケティング開発と(3) グローバル化を視野にいれた独自技術の開発や資材印刷への挑戦を事業の本質的転換期に実施していかなければいけないと考えております。

 最後に、今後の印刷会社としての当社が考える方向性と存在意義について、目指すべき印刷会社として5つの提案をいたしました。本年3月に創業100周年を迎え、新しい20年の発展のチャレンジを含めた提案で講演を終了。終了後は印刷通販事業の深い部分での有意義な質疑応答のお時間もいただきました。

 大枝支部長様(北親会支部)の閉会のご挨拶の後、多数ご参加いただきました北親支部・福島支部合同セミナーは、閉会いたしました。
 また、終了後は、ご来場の多数の方とも名刺交換をさせていただき、多くの方との交流も深まる講演となりました。講演におきましてご配慮いただきました吉賀副理事長様はじめ安平常務理事様 大枝支部長様、役員の方々スタッフの方々に厚く御礼を申し上げます。

今回の講演のパワーポイント(概要)は下記の通りです。

・web to printが広げる営業活動 〜普通の印刷会社が「印刷通販」を始めたワケ

1、 土山印刷 会社紹介
 (1) 会社概要:創業明治44年(今年で創業100周年)
 (2) 経緯:初代 土山 定次郎 2代 土山 卓平 3代 土山 雅之
 (3) 商品・得意先:大手エネルギー会社、大手プリンターメーカー他
   ホームページ・WEBカタログ・美術印刷などクロスメディア提案を推進
2、 入社〜現在まで
 (1) 入社(1994〜)
   1)DTP導入
   2)営業部長時代
   3)電子カタログ・ホームページ受注の失敗→受注型営業、スタッフ不在が原因
 (2) 改革の実施
   1)1999 経営管理の仕組みづくり
   2)2001 売上主義から粗利主義への転換(統合管理システム)
    営業マン教育の実施と挫折
   3)2006 新本社と内製強化の推進(最新型印刷機の導入、同業受注の促
    進)
   4)2007 マーケティング諸施策の実施とプリントプリウス
3、 印刷通販事業(web to print)について
 (1) 参入の経緯(内製強化の必要と流通の多角化→インターネットとECの普
   及→印刷通販で業績を伸ばしている企業→10年後は当たり前の予測
 (2) 取組みの推移
   【2007年度】新規参入・・・先行2社のモデル参考
   【2008年度】売上拡大の公式模索・・・競合調査、価格改定、
       商品の見直し、広告媒体の選定
   【2009年度】売上拡大の実績・・・付け合せの集まる仕組み、
       キャンペーンの実施、サイトリニューアル、新規拡大施策
   【2010年度】収益部門化へ・・・広告会社の見直し、リピート促進、
       BtoBターゲットに変更
   【2011年度】本格事業化へ・・・付けあわせ効率の拡大と受注拡大、
       商品力サービス強化、法人向け強化、次なる広告、販促策の模索
 (3) 営業活動の展開  【当社の強み】
     ・ 大手クライアントとの長年の取引
     ・ 法人対応の高品質
     ・ 法人対応のノウハウ
     ・ 4年間のプリントプリウス運用実績
       営業を活用した法人向けのハイブリット型"web to Print"
       グループとして価格重視でも品質及び対応重視でも両方対応でき
       る体制
 (4) やって見てわかった"web to Print"のメリット
     ・ 受注量の拡大
     ・ メーカーとしての安定成長基盤
     ・ 営業活動の効率化と顧客ニーズへの対応
     ・ 社内の活性化
     ・ 新商品開発のインフラ
 (5) やって見てわかった"web to Print"のデメリット
     ・ 価格競争に合う生産コストづくり〜粗利創出
     ・ 絶えざる広告投資と手法改善〜営業利益創出
     ・ 競合参入の増加
 (6) 今後のweb to Printへの取組
     ・ 法人向けハイブリット型"web to Print"としての商品、サービス開発
     ・ 利益拡大に向けた精度の向上
4、 今後の印刷会社
 (1) 当社の考える印刷会社の方向性
   1)ITインフラが社内外のプラットホームになる。
   2)印刷会社→クロスメディア会社へと発展する。
   3)各印刷会社の社会的役割(存在意義)に応じてモデルが多様化する。
   4)3)に連動した再編成(M&Aだけでなく、協力関係、受発注関係)
   5)海外との交流は一層活発化し、コミュニケーションツールの必要性増大
 (2) 当社の開発方向性
   1)専門化・・・web to Print、CMS、RGB、ニッチ企画力
   2)統合化・・・クロスメディア、マーケティング
   3)グローバル化・・・独自技術、資材印刷
 (3) 印刷会社の存在意義
マス時代(大組織のニーズで大量の情報を編集、生産する)

ソーシャルネットワーク時代へ
 (1) 思いを持った組織のコンテンツを意味のあるデジタル情報へと生成
 (2) さまざまな形(メディア)として安価で効果的・戦略的に流通させ、
   ネットワークする("印刷通販"もあり、かも・・・)

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