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100周年記念講演
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100周年記念講演

100周年実行委員会広報チームです。
2011.8.15 August vol.66
DTP課・企画ディレクションチーム

土山印刷創業100周年記念式典で、白石康次郎様をお招きし、公演をして頂きました。

 2011年7月9日に開催した土山印刷創業100周年記念式典で、海洋冒険家の白石康次郎様をお招きし、公演をして頂きました。

白石康次郎氏

講演の様子

 白石康次郎(しらいし こうじろう)様は、ヨットで単独世界一周を三度経験されており、特に単独世界一周ヨットレースなどに出場し数々の記録を持たれております。師匠は第一回BOCレース(現アラウンドアローン)優勝者の多田雄幸氏で、白石様のヨット名「スピリット・オブ・ユーコー」は、師の名前から取られています。
 講演の内容は白石様が世界一周を目指したきっかけに始まり、師匠である、多田雄幸氏との出会いと別れ、夢の達成までのエピソードなどを非常にドラマチックにお話し頂き、感動の連続でした。

 白石様がなぜ世界一周という大きな夢を掲げることとなったのか。それは、子供の頃海を見て感じたこと「海って大きいな。このキラキラ輝く水平線の向こうには何があるのか」という単純な好奇心からでした。そして海をまっすぐいけば一周し戻ってくると聞き、それが本当か「自分の目で確かめたい」というまっすぐな思いが白石様を突き動かしたのでした。子供の頃に思った夢を貫き通して、実現されたと言うところには、男のロマンを感じ、かつ、今の日本人の中で忘れかけている強い気持ちを思い起こされる気がしました。

 講演の中で、特に印象に残った言葉を抜粋いたしました。

・自然に良いも悪いも無い、そこにはあるがままがある。

 自然は人間を襲おうとして海を荒らしたりしない。そこに人間がいるだけなのだから、人間がそれに応じて動くしかないのだ。
 悪いことが起こると自然のせいにしてしまいがちですが、自然は人に危害を加えようという気はなく、あるがまま存在しているのだとか改めて感じました。

・人間の事情を持ち込んでもどうしようもない。

 初めての航海だからといって自然が優しくしてくれない。子供だからといって助けてくれない。人間の勝手を自然に押し付けてはいけないのだ。
 こちらの事情を汲んでくれる間柄であれば良いですが、そうでない場合は、初めてだからとか、調子が悪くてなどという甘えは許されず結果が全てなので、これは仕事でも言えることだなと思いました。

・止まない嵐は無い。

 ヨットに乗っていると嵐に襲われることは頻繁にある。しかし嵐が止まなかったことは無かった。じっと耐え、期を待つことも大事だと思う。
 何もできない状態でも、ただ何もしないのではなく、時期を待つという姿勢も大切だと感じました。

・変化することが常であり、常であることが常ではない。

 自然は変化し続けるものである。だから常に変化を見逃さず、自然に合わせて動き、対応する力が必要なのだ。
 その変化に臨機応変に対応できるように自らもフラットな状態でいることが大切だと感じました。

・良い決断とは己を捨てること。

 ヨットの整備不良が原因で、何度も出航をやり直した。"人に迷惑を掛ける""恥ずかしい"など頭をよぎるが、目標の「世界一周」をする為には「整備をし直すことがベスト」と考え、恥じる心を捨て、何度もチャレンジした。そして成功するのだ。
 周りの目を気にしてしまい、萎縮することがあるが「目標達成」という目的を果たす為には己の自尊心や恥を捨てる覚悟が必要だと感じました。

・あるがままを捉え、受け入れること。それは良い機会だとして次に生かす。

 天候や境遇が悪条件でもそれらを受け入れ、耐え、乗り越え強くなるチャンスだと思い、状況を捉え、前に進むことが大切だ。
 何か起きても混乱せずに全体の状況をしっかり把握することが大切だと感じました。

 これらの言葉は白石様が様々な困難に直面し、乗り越えて実際に感じられたことなので、とても臨場感や説得力がありました。

謝辞

 白石様のお話にもあったように、あるがままを捉え、受け入れて次に生かす。これは、この予測不可能な時代に次の20年そして200周年に向かって進もうとしている土山印刷にとって、とてもありがたい言葉だと感じました。

 白石様の意義深いお話に心から感謝すると同時に更なるご健康とご成功を祈念し、又当社の発展のきっかけとしてまいりたい所存です。

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