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製造部 新年のご挨拶
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製造部 新年のご挨拶

製造部
2011.2.15 February vol.60
製造部
プリプレス 1特集 めざすフルデジタルワークフローの形 土山印刷で構築しようとしているフルデジタルワークフローの形は顧客ニーズに対応するための取り組み 2特集 ノベルティ商品の提案、開発 商品開発は情報収集がカギ。土山印刷発でユニークな提案を 3特集 最新システムに対応! デザイン関連の最新アプリケーションを導入。入稿、検版などの新システムも視野に。 4特集 土山印刷のCTP デジタル刷版が主流となって工程が短縮し、納期までの作業スピードが格段にアップ!現像の確実性も高まって品質を確保 5特集 カラージーニアスについて RGB画像を最適なCMYKデータに変換。調整が容易になって品質も安定。 6特集 CMSを完成させよう 製版から印刷まで一貫したCMS(カラーマネジメントシステム)を構築しています 7特集 組版、バーコード作成に正確さを追求 何百店という価格の差し替えでも素早く対応。バーコード作成にも正確さを重視しています。 8特集 土山印刷の検版システム 最高6回の検版は各担当で責任をもって実施。デジタル検版も取り入れて精度を追求しています。 9特集 高品位印刷への取り組み〜FMスクリーン、高精細印刷、広演色印刷〜 京都で営業する印刷会社として高い技術力で作った高品質の印刷物の提供をめざし、さらに努力を続けます。 10特集 最新技術を駆使し誠実にものづくりを追求 高品位印刷、Webとの組み合わせなど品質管理を徹底しながら、お客様への提案や新商品の開発を目指します。 11特集 クロスメディアセンター(1) デジタル関連部門をワンフロアに集約。お客様の多種多様なニーズに対応できるクロスメディアセンターを目指します。 12特集 高品位印刷のためのDTPノウハウと事例 最新の印刷機を導入以来取り組んでいるFMスクリーン印刷。品質を安定させるための数々の試みを行っています。
13特集 データの不具合とその解決法 作字 印刷物の制作では旧字体の使用も不可欠。フォントに含まれていない場合は、独自で「作字」して対応してきました。 14特集 進化するフルデジタルワークフロー お客様にとって効率化、省コストにもつながるフルデジタルワークフローを推進していきます。 15特集 土山印刷に新たな印刷機が導入されました! 16特別 企画 座談会 前編 17特別 企画 座談会 後編 18特集 RGB印刷の構築〜ドットゲインカーブの作成〜 19特集 RGB印刷の構築〜前回、RGB印刷の構築でドットゲインカーブの作成を取り上げさせていただきましたが、今回はRGBデータを6色に分版するためのプロファイルの作成についてご紹介させていただきます〜 20特集 簡易中綴機搬入レポート 今の時代のニーズに合った、小ロット・短納期の仕事に対応 21特集 中・小ロットを得意とする中綴加工機導入 22特集 色再現領域の広い10色インクジェット・プリンターを導入 23特集 6色高品位印刷技術による平成版浮世絵「京都百景」完成 24特集 土山印刷でのカラーマネージメントの維持管理
25特集 「総合カタログ品質設計フロー」を確立し高品質の印刷物をご提供 26特集 「3Dスキャニング」のご提案 27特集 土日稼動に向けた取組み 28特集 企業様向けの印刷web受発注システム 29特集 製版ディレクションによるカタログの色品質アップ 30特集 スピカ(菊半栽4色反転機構付)を新しく導入しました 31特集 RGB画像の修正について 32特集 流し込みシステムの開発 33特集 印刷機の予防保全について 34特集 土山印刷でのRGB印刷の状況 35特集 環境への取り組み 36特集 受注生産における品質向上への取り組み
37特集 オンデマンド印刷機の導入 38特集 UVインクジェットプリンターを導入しました 39特集 メディアコラボレーションについて 40特集 マーケティング室の活動について 41特集 DTP制作環境下で、多様化するお客様のニーズに、より迅速・的確にお応えするために 42特集 新年のご挨拶 43特集 グローバル調達の取り組み 44特集 中国(上海)印刷会社視察について

手作業を行う内職工程と人数などの圧倒的な人力や、弊社では対応が困難な商材を協力してもらえる印刷会社など、発見の多い成果のある訪中でした。

2月19日(日)から23日(木)までの5日間、上海へ訪中してきました。
主な目的は大きく2つあります。
一つは上海の印刷会社視察で、日本の品質基準をクリアしており、弊社が取り組んでいる産業資材印刷物(パッケージ・ラベル・軟包装・手提げ袋)の大ロット生産が可能な協力会社の発掘です。
もう一つは、中国で使用されている印刷原料(用紙・CTP版・インク)の品質と調達先の調査です。
あらかじめ弊社と取引のある大手印刷機器メーカー様の現地法人の協力をいただいており、弊社の希望を事前に連絡させていただき、適していると思われる印刷会社を7社ピックアップしていただいておりました。

関空を飛び立ち、上海に着いて思ったことは、高層建造物が多いことでした。上海は万博効果でインフラが整備され、都市開発もまだまだ続いており、建築中マンションも多数見かけられる近代的な都市でした。
20日(月)から印刷会社の視察を始めたのですが、中国語を話せない私共にとって最も有難かったのは、今回7社ピックアップしていただいた企業の現地法人の方が、通訳として5日間ずっと同席していただいたことでした。印刷の技術は日々進化しており、特殊知識と用語が必要な場合が多々あります。特に今回の視察はQCD意識の高さの確認も含んでおりますので、私共も専門的な質問をするケースがあり、印刷知識が無い人が通訳をすると質問内容がズレて伝わる場合があるからです。

今回視察を行ってきた中で印象に残った印刷会社を2社、ご紹介させていただきます。
1社は中国でも1、2を争う規模で高級美術印刷・パッケージ全般を手掛けている総合印刷会社の上海工場です。
もう1社はパッケージ印刷なら自社工場で一貫して行える大型な印刷会社です。

総合印刷会社の上海副代表は日本で製版技術を習得後に本国に戻られたので、日本語も堪能で私共の訪問中は日本語で対応いただきました。枚葉4色・5色・6色・8色機,フレキソ8色機を保有され、自動製袋機・トムソン・サックマシーン・表面加工・製本機などあらゆる設備が整っていました。また隣の敷地には現工場の2倍規模の工場を増設中で今後、新たにフレキソ印刷機の導入を検討されておられました。さらにこちらの印刷会社はCTP版を自社で製造もしていました。日本と中国では用紙・CTP版などで規格サイズが異なっており、日本でも最近よく使われている輸入紙は、日本向けに規格サイズで断裁されたものを使用しています。今回テスト用にこのCTP版を提供してもらい、弊社の設備に対応するのか、印刷品質は基準値を満たすものなのかの検証を現在進めています。
もう1社のパッケージ印刷会社はヨーロッパから色々な知識・技術を取り込み、いち早くUV印刷機の導入をされたと自負しておられました。CMSもアメリカ基準にて行っており、検査体制もしっかりしていました。ヨーロッパ向けの資材が全体の30〜40%ほどらしく、昨今のヨーロッパ情勢が経営に大きく左右してくると代表者の方はおっしゃっておりました。

どちらの企業にも共通していた事は、手作業を行う内職工程と人数の多さでした。やはり日本と比較して人件費は圧倒的に安いので、この人力が中国の強さの一つであると実感しました。
今回訪問した印刷会社は大体がISO9001・14001を取得しておりました。
また、弊社では対応が困難な商材を協力してもらえる印刷会社も数社見つけることができ、まずまずの成果ではなかったかと思います。
言葉・文化・風習が違う国ですが、印刷に対する取り組みは、ある意味日本よりも貪欲な人たちが多いと思いました。

今後も本社工場では引き続き、6色印刷を中心とした高級美術印刷をはじめ、クライアントニーズの高い小ロット多品種に対応した印刷物のQCDを追い求め、更にパッケージ・手提げ袋などの産業資材印刷物も、海外調達を含めた協力会社とのコラボレーションとイノベーションによって益々お客様の要望に柔軟に対応できる仕組みをすすめていく予定です。
今後も弊社の取り組みにご期待ください。

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