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京都歳時記 京都でおでかけ! はんなりスポット

2013.2.15 February vol.84
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ひな祭り

子どもの健やかな成長を願って小さな人形を子どもの身代わりに川や海に流し厄を払う

3月3日は「上巳」「桃の節句」などと言われ、厄を人形に移して祓った「流し雛」の風習がありました。
上巳(じょうし/じょうみ)とは3月上旬の巳の日という意味で、のちに日付が変動しないよう3月3日となりました。

昔から季節や物事の節目には災いをもたらす邪気が入りやすいと考えられていたため、川の水に心身のけがれを流して厄を祓う行事や、杯を水に流して宴を催す曲水の宴などが行われていました。つまり、季節の節目の邪気祓い行事として、老若男女を問わず皆の幸福を願う行事でした。その上巳節を遣唐使が日本に伝えたといわれています。
「上巳の節句」が五節句のひとつに定められると、5月5日の「端午の節句」が男の子の節句であるのに対し、3月3日は女の子の節句となり、定着していきました。「桃の節句」という別名は、桃の開花期に重なるというだけでなく、桃の木が邪気を祓う神聖な木と考えられていたからです。

また、人形作りの技術が発展し高級化してくるにつれ、人形は流すものから飾るものへと変化し、内裏雛を雛壇に飾る「ひな人形」が流行しました。こうして、女の子の幸せを願ってひな人形を飾るようになり、「ひな祭り」として皆でお祝いをするようになったのです。
流しびなは平安時代に始まったとされる、子どもの健やかな成長を願って小さな人形を子どもの身代わりに川や海に流し厄を払う行事で、ひな祭りの原型とされています。
桟俵の流し雛は、京の春の訪れと共に、恒例3月3日(桃の節句)に下鴨神社の境内に流れる御手洗川で行われます。
和紙で着物を作り、顔は土を丸め胡粉を塗った素朴な人形に願いを込め、流します。
下鴨神社では、公募で選ばれ結婚を控えた男女が、十二単に衣冠装束姿に身を包み、桟俵(さんだわら)に乗せた和紙人形を境内の御手洗川に流します。

また、各種雛人形が当たる抽選会や、にごり酒、甘酒の接待、琴の生演奏などの行事が盛大に行われ、毎年多くの人が集まります。当日は先着250名に「流し雛」がプレゼントされ、販売もしています。

場所 下鴨神社
日程 3月3日(※毎年同じ日程です)
受付 10時〜、神事 10時半〜
料金 境内無料・参加自由
交通 JR京都駅から 市バス205「下鴨神社前」
住所 〒604-8301
京都府京都市左京区下鴨泉川町59
Tel. 075-761-3460
URL http://www.shimogamo-jinja.or.jp/

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