当社では『印刷のプロ』として、ハード面の品質(RGB6印刷や、カタログ診断、カラーマネジメントシステム等)だけでなく、ソフト面(マーケティング理論に基づく紙面デザインやDMのBPOサービス)でもお客様のお役に立てるよう、日々努力を続け、実績を上げております。今回は当社と懇意にさせていただいているDAM CREATIVE代表橋本鉄也氏執筆によるコラム『BtoB企業のカタログの革新』を全3回に渡って紹介させていただきます。Webファーストの観点から見たカタログDTP制作の考察は必見です。



橋本鉄也マーケティングコラム
急速に進むBtoBカタログのデジタル革新(3/3)

2018.2.19

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多様化するカタログ作りの効率化
前2回を踏まえて、カタログに求める役割と結果のイメージ、それを実現させるマーケティング設計はできたかと思います。さて様々な要望を満たすためのカタログは、効率よく作れていますか?毎日作られている新聞や世界同時に大量出荷する製品の付属マニュアルなどは、専用システムで作られていますが、一般的なカタログを作るためだけでは投資・運用コストが見合いません。しかし、全体の効率化はできなくても、ボトルネックとなるプロセスがあるはずです。それはどこ?であるかの調査が必要です。完全自動化のシステムを作らなくても、部分最適をすることで全体がスムーズに流れることも十分考えられます。制作では、作業プロセス毎にボトルネックとなっている部分と理由があります。改善しやすい部分とそうでない部分があり、どこのプロセスを効率化するべきかの判断がポイントです。自動化しなくても、工数削減ができることも多々あります。

                                                 
作業プロセス工数チェック
情報入手入稿する商品情報はどのように入手するのか?整理は必要なのか?
情報整理入手情報の精度、同じフォーマットなのか?加工レベルは?
クリエイティブデザインフォーマット、DTP、素材作成などの個々の作業ボリュームは?
校正チェックチェック内容と変更レベルは?承認部門は?
ガントチャート分析サンプル
PPT3

データはあるけどそれは使えますか?
カタログデータはどんな管理をしていますか?データを管理すると言っても1つではありません。例えばカタログですが、素材(仕様、写真、図面など)から構成され、それぞれ個々のデータが存在します。それらを整理し、デザインすることでカタログができます。その際にはデザインデータがさらに発生することになります。この時点では、元の素材データとは似て非なるデータになっていることが多々あります。制作段階での修正やデザイン処理による加工です。データ内容からファイル形式に至るこれらすべてのデータを管理することは、果たして必要なことなのでしょうか?管理するとどんなメリット・デメリットがあるのか?それは自社でする必要があるのか?も踏まえて検討することが効率化への最短ルートです。


効率化のススメ
人工知能や自動化などの導入で変わりゆく、働く環境やシステムと同様に、情報をうまく管理・使いこなすことで、柔軟な対応を実現することができます。求められる役割と結果によって、作るべきものが決まります。その中で無駄な工数を減らし、最適な工数をかけます。効率化は品質を下げるものではなく、内容にも優先順位をつけることで、無理無駄を抑えることが理想です。これら理想を現実にするには、役割と結果を設定し、設計段階でできるだけ詳細にプロセス分析することをおススメいたします。


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