社長よりメッセージ

デジタル技術をベースとしたクロスメディアプロモーションの

トップランナーを目指します。

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代表取締役社長 土山 雅之
「知価生産大国」へと変革途上にある日本経済

日本経済はバブル崩壊以降「失われた10年」という厳しい冬の時代を経て、その間、政治・行政・産業のそれぞれが大規模な改革を推進した結果、戦後型の政・官・財のシステムと構造が21世紀にふさわしいものへと変わりつつあります。
日本経済の堅調ぶりは、次の2つの要因によるものと考えられます。すなわち (1)構造変化を適確にとらえ、アジャストした企業が新しいマーケットを拡大している点 (2)中国・アメリカなど経済発展を遂げる国々への輸出が好調である点です。国内的には一時の厳しい雰囲気は幾分やわらぎ、少し安心ムードが漂っているのも事実です。
しかしながら、一方で世界に目を向けると1990年の冷戦終結以降、世界経済は急速な拡大をし続けています。社会主義をベースとしていた国が資本主義へと姿を変え、BRICsを中心とした新興勢力が台頭し、日米欧を急速に猛追しています。
かつての日本はものづくりに専念特化し努力をかさね、またその才能にも恵まれて、世界の工場としての役割を担っていました。しかしながら今日生産大国として伸びている国々が隣接している状況で、安易な楽観ムードが広がり、結果として勃興していく新興勢力との競争に負けた場合、資源・エネルギーの乏しい日本は、成長著しい世界経済と国際的な趨勢から大きく取り残されていくでしょう。その意味で日本は今までの改革路線から「改革+成長」の新しい路線への転換期であり、これまでの低コスト・大量生産による競争力の維持から、他の追随を許さない高度なテクノロジーや良い意味で成熟した文化・暮らし方を背景とした付加価値の創造、言い換えれば「知価生産大国」へと変貌を遂げている過程にあると考えられます。たとえばIT、バイオ技術、ナノテクノロジー、環境・エネルギー技術等、最先端の分野の中にも日本が圧倒的な優位性をもつ分野が数多く存在します。また、マイナスイメージで語られがちな急速に進む高齢化も対応を誤らなければ、世界で最初に完成度の高い安全と安心をもたらす居心地の良い高齢化社会を実現する可能性を秘めていると言えます。今、日本は高度な成熟社会へと足を踏み出しているのです。
進路を誤らなければ、我々はいくつかの問題を抱えながらも、更に豊かな社会へと移行していくでしょう。私達が所属する広告とメディアの産業はそのために適確な情報をよりスピーディにきめ細かく、必要な情報を必要な人に伝える大切な使命を有していると考えています。
特にインターネットを核としたデジタル技術の発展と普及は目を見張るばかりであり、従来のマスメディアの役割を相対的に縮小し、企業と個人のコミュニケーションはワントゥワン化し、マーケティングから広告宣伝、セールスプロモーションの世界は激変の只中です。
土山印刷ではこのようなメディア激変の時代にお客様への最適なメディアソリューションを提供できる会社になりたいと考えています。

私たちの使命

20世紀のメディアの中心はテレビでした。テレビがイメージを表現し、印刷は細かい情報を伝えるツールとしての役割を担っていましたが、21世紀になるとメディアの多様化が進み、メディアの中心はWebにシフトしてまいりました。Webは印刷以上に詳細を伝えることができるメディアであり、印刷の役割は今後劇的に変化していくものと思われます。詳細を伝えるツールから、テレビと同様にインパクトを与え、興味を引くためのツールへと役割が変わっていくでしょう。
今後21世紀のマーケティング〜広告〜セールスプロモーションはインターネットというメディアを大きな軸としながら進化を遂げていくと思います。あらゆるメディアがデジタル化の恩恵を受けて大きく進化していく中、広告産業中最もデジタル技術においてノウハウと経験に恵まれているのが我が印刷業界ではないかと自負しております。そういった意味で、当社は『デジタル技術をベースとしたクロスメディアプロモーションのトップランナー』となるべく、設備・技術・人材の充実に精一杯努力していく所存です。
具体的には

  1. インターネットを補完するメディアとして印刷媒体を再開発する
  2. 顧客のwebニーズを満たし、デジタルメディアのワンストップサービス化を実現する
  3. インターネット、紙媒体以外のメディア、プロモーションをも含めてプロデュースし、クライアントのソリューションニーズに総合的に応えていく

ことを目指しています。
一方で、クライアントの様々な要望にお応えするため、当社独自のノウハウによるソリューションとともに、当社にはないノウハウの充実も必要となってまいります。当社にはない技術をお持ちの印刷・加工会社、デザイン・企画会社、ノベルティ会社、システム会社、コンサルタント、会計士などの専門家の皆様と幅広く交流を持ち、常に新しいソリューション提案ができるよう、戦略的な協業もますます進めてまいりたいと考えております。
2006年度に待ちに待った新本社が完成しました。新本社は光ファイバー網を完備した最新のデジタル工場となっており、これまで以上に高品質・短納期対応が可能であり、クライアントの要望に迅速に対応できるようになりました。2011年度には創業100周年を迎える当社ですが、古くから培った熟練の技とお客様に誠実たらんとする企業姿勢、又最新技術の融合により、企業と人、企業と社会のコミュニケーションを活性化し、新たな市場を創出するお手伝いをしてまいります。

京都を愛して

当社の生まれ育った京都には長年受け継がれてきた伝統文化と同時にベンチャー企業の興る進取の精神があります。私ども土山印刷も長年積み重ねてきたお客様との信頼関係と技術・ノウハウを大切にしながら、その上に「クロスメディアプロモーション」という新たな概念で新たな価値を生むビジネスを開発してまいります。私たちの愛する京都の伝統文化やベンチャースピリットを広く伝えること。また、先進的な京都企業の「品質」「チャレンジ精神」をもって、常にお客様のビジネスパートナーとして喜びを共有し合えること。京都を基盤とする企業として、この点を常に心がけていきたいと思います。