公開日: 2020年12月9日 - 最終更新日:2022年3月23日

企業の販促担当者の印刷会社の選び方7選~失敗しないポイントとは?~

土山印刷 公式
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あなたは印刷物を発注するとき、どのような基準で印刷会社を選んでいますか?

「いつも使っているところだから」「対応が良いから」「低価格だから」など、人それぞれ理由はあるでしょう。

「なんとなく」で印刷会社を選んでいるあなた、あるいは値段などひとつの基準だけで印刷会社を選んでいるあなたに向けて、印刷会社を選ぶ方法をお伝えします!

 

印刷会社の選び方7選

よい印刷会社を選ぶ時に見るべきポイントは、以下のようなものです。

①自社工場を有している

印刷会社は工場をどこも持っているのだろう、と思っていませんか? 実は、そうでもないんです。印刷会社には2つの種類があります。1つは自社で印刷物の品質を管理し、工場で印刷を行う会社、もう1つは自社工場を持たず、ブローカーとして印刷物のデータを印刷工場に委託する会社です。

自社工場を持っている印刷会社は、持っていない企業に比べて品質管理がしっかりしているほか、納期について柔軟な対応が可能です。当たり前ですが、他社に印刷を委託する企業は品質のチェックをあまり厳しくやることはできませんし、納期などの交渉も時間がかかります。できるだけ自社工場を持っている印刷会社を選ぶのがよいでしょう。

②一気通貫で対応できる

「印刷」というものは刷って終わりの仕事ではありません。企画やデザインなどのスタートラインから、最終的なゴールラインまでの間に、多数の仕事が入ってきます。そうした仕事のそれぞれを外注している印刷会社の場合、柔軟な対応がどうしても難しくなる傾向があります。

そのため、印刷会社を選ぶときには、企画・デザイン・DTP・製版・印刷・配送まで、すべての役割を自社内でこなせる印刷会社を選ぶのがよいでしょう。

③印刷以外のプロモーションに対応できる/気づきのある提案ができる

印刷というものはあくまでもひとつの手段です。印刷を行うことがゴールなのでしょうか。そんなことはありませんよね。より最適な手段が別にあるなら、それを使わない手はありません。

ランディングページ製作や各種BPOサービスなど、印刷物以外のプロモーション手段が最適となる場合、それを提案してくれる会社であれば目的をもっとうまくこなすことができるでしょう。また、印刷を行うにしても、印刷物とWebプロモーションとの連携が行えるかという点は今後Webが情報のやり取りの中心になる以上意識しておくべきです。

また、企業がそうした柔軟な提案に慣れているかどうかも重要です。自社で印刷以外のプロモーションサービスを扱っていると明確に宣伝している企業は当然そういったサービスの提供にも慣れているでしょうが、それ以外のサービスを普段から行っていない企業は、自分から気づいてお客様によりよい提案をすることが簡単ではないでしょう。

④レスポンスが速い

特にBtoB分野においてレスポンスが速いことは重要です。

カタログやチラシなどの特に価格部分は、ぎりぎりまで内容が決定しないことはしばしばあります。そうした仕事でレスポンスが遅い印刷会社は困ってしまいますよね。

最低でも、メールなどを送った場合当日中に何らかの返答を返せない企業はやめておいたほうがいいでしょう。また、レスポンスが速くても、内容に間違いが多かったり、自社のWebサイトの内容を把握していない担当者とやり取りすることになるのであれば、そのような企業はおすすめしません。

⑤歴史が長い

企業の歴史というものは、選ぶ条件として軽視される方もいますが、実はかなり重要です。歴史の長さというものはそのままブランドイメージや企業のカラーにつながっており、それを裏切るような行為をするのは大変難しいという点があります。また、歴史の長い企業はそれだけ幅広い取引先を持っているため、お客様の状況にそれだけ柔軟に対応しやすいという利点があり、歴史のより短い企業に対して業務の多様性という点では一日の長があります。

⑥各種資格・認定を取得している

印刷会社はお客様のさまざまな情報をお預かりする商売でもあります。特にダイレクトメールなどを扱う場合、大量の個人情報を流出させないための備えが必要です。

そのため、プライバシーマークのような個人情報を守る資格を取得していることが重要です。

また、企業が社会的責任を守ろうとしているかどうかもチェックしておいたほうがいいでしょう。CSRへの取り組みを積極的に行っている企業は、行っていない企業に比べて信頼を重んじる傾向があるため、取引で問題が起こらなくなります。

⑦情報発信を積極的に行っている

SNSなどの媒体自社のコンテンツを利用して、積極的に情報発信を行っている企業は、それだけ活気がある会社といえます。

積極的な自社の情報発信を行っているということは、販売促進活動においても自社で自らのノウハウを蓄積しているといえます。なぜなら現代の販売促進政策の多くは、自社の情報を発信し、興味を持ってもらうところからスタートするからです。

販売促進・販売施策についての意識がアップデートされている会社は情報発信を積極的に行っているでしょうし、柔軟な対応も行えるでしょう。

 

失敗しないポイント

では、印刷会社を選ぶとき、どのようなポイントに気をつければ失敗しなくてもすむのでしょう?

価格・納期だけで選ばない

安い・速いという特徴はクオリティと両立しがたい特徴です。たとえば印刷通販が安価なのは、基本的にお客様からいただいたデータをそのまま印刷するからですし、速いのは仕上がりチェックのため工数を重ねることがないためです。

もちろん、それでも十分な印刷物というものは多くあります。けれど、一定以上の品質を求めるのであれば価格・納期以上にまずは「その印刷会社で何ができるのか」「情報を伝えるためにその手段が最適なのか」を考えたほうがよいでしょう。その上でローコストの印刷を選ぶなら、もちろん印刷通販が最適な手段となります。

印刷以外の作業・工程も考慮する

前述したように印刷というものはひとつの手段であり、前後には多くの工程があります。前後にある工程や全体の工数を鑑みて印刷会社を選ぶことが大事です。

さまざまな販促手段についてデザインから提案をしてくれる印刷物の配送を代行してくれるDMなどのリストを管理してくれるなど印刷を行った際に付いてくるさまざまな業務も同時に行ってくれる印刷会社を選べば、自社の業務を大きく削減することができます。

仕上がりイメージを必ずチェックする

印刷物がどのように仕上がるのか、何度もチェックすることが大事です。

なぜなら、デジタルデータと違い印刷物は完成後に修正することができないためです。

仕上がりがどのようになるのか、繰り返しチェックを行って、問題がないと分かってから初めて印刷しないと、とんでもない失敗が起こることがあります。

たとえばチラシなどの価格の間違いや地図の間違い、パンフレットであれば会社ロゴの色がおかしい、書籍であれば誤字脱字や落丁・乱丁などが起こっても、印刷してからでは直しようがありません。そのため、多くの印刷会社は複数回、実際の印刷仕上がりに近い見本を出力してチェックを求めます。そのとき、ただ相手にチェックを求めるだけでなく、自発的に内容を確認し、また間違いについて速やかに連絡・相談をしてくれる印刷会社であれば、安心して情報を預けられるでしょう。

 

紙を含めた販促ソリューションなら土山印刷へ

土山印刷は自社工場を有しており、販売促進活動に一気通貫で対応が可能です。印刷以外の動画、Webサイト製作にも対応しており、印刷以外のさまざまなプロモーションに対応しています。

土山印刷に印刷を依頼するなら、ぜひとも以下からお問い合わせください!

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土山印刷株式会社は京都府に本社を構える印刷会社です。 土山印刷では紙の販促物を使って営業力を強化したいお客様のお手伝い・サポートを行っております。
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