土山印刷では、毎年6色印刷技術を用いて壁掛けカレンダーを作成しています。
2021年のカレンダーが出来上がりました!
2021年のテーマは「勘亭流」
土山カレンダー2021のテーマは「勘亭流」と題して、2021年への願いを込めました。
勘亭流は安永八年(1779)江戸堺町の書道指南・岡崎屋勘六が歌舞伎の大名題看板を揮毫し、不入り続きであった中村座の興行が大入りに転じた事がきっかけとなり、勘六の書が評判を呼ぶこととなりました。
勘亭流の名前の由来は勘六の号「勘亭」から来ており、勘六の書風を意味しています。
この書体には良い縁起を担ぐ文字としての三つの大きな特徴があります。
- 角を尖らせず丸みを帯びる事によって、興行に関わる全ての無事円満を願う
- 客席が埋まるようにと墨黒々と隙間なく、たっぷりと書き大入り満員を願う
- お客を招き入れるように撥ねは外にではなく内へ撥ね、興行の大当たりを願う
宣伝手段の乏しかった時代に生み出され、デジタル全盛のこの時代にまで脈々と受け継がれ歌舞伎の世界を表現する文字として”文字で見る歌舞伎”とも言われております。
(※上記解説文は川端耕司氏のサイトより抜粋しました)
制作にあたり、たくさんの方にご協力いただきました
土山印刷は毎年、京都と縁がある若いアーティストの方々に作品提供をいただきRGB6印刷でその作品を再現したカレンダーを制作しております。
今回は2人のアーティストさんにご協力いただきました!ありがとうございます!
土山RGB6印刷について
土山印刷の6色印刷は、アート作品のほかに、モニター画像や金・銀、漆黒などの再現も可能です。
アート作品集、コンセプトブック、ブランドブック、骨とう品などの色にこだわりたい製品カタログの制作にも大変適しています。
詳細は下記のリンクか、Webフォーム・お電話にてお問合せをいただきますようよろしくお願い致します。