公開日: 2022年2月17日 - 最終更新日:2022年3月23日

総合カタログリニューアルを失敗しない5つのポイント

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皆さんの会社では、カタログの制作や更新を効率よくできているでしょうか?

毎回修羅場が繰り広げられていないでしょうか?実際、土山印刷がかかわったカタログ制作でも、企画や校正業務に追われて疲弊されている担当者様を何度も見たことがあります。

 制作に時間がかかりすぎてしまう……

 内容の修正が多すぎてどうしたらいいのか……

 リニューアルする意味って本当にあるのか?

 作った後反省会はするものの、結局何が正解なのかわからない……

などのお悩みをお持ちの方に向けて、この記事ではカタログのリニューアルを失敗しない5つのポイントを書いていきます。

 

1.カタログの目的と用途を明確にする

カタログを作るときに一番最初に考えるべきポイントは、「どうして(なぜ)カタログを作るのか」という目的を明確にすることです。

たとえば、特定の商品を特に売り込みたい、という目的であれば、メインとして売りたい商品を中心としてカタログの構成を考える必要があります。

このようなゴールを考えず、手当たり次第に情報を放り込んでいくと、ページ数が際限なく膨れ上がったり、どの掲載内容も中途半端になるような事態に陥ってしまいます。

加えて、その目的とカタログのターゲットや用途があっているかも考えなければいけません。相手の知識によって商品の説明にどの程度ページ数を割くかなども変わってくるでしょう。たとえば現場の技術者をターゲットとしたカタログであれば、機器に関してはある程度前提となる説明を省いてもいいでしょう。ですが、購買担当者や経営者をターゲットにするならば、そうした知識をフォローする解説が必要になります。

目的と用途を考える方法として、『カタログの5W1Hを決める』というものがあります。カタログを「いつ」「誰が」「誰に対して」「どんな目的で」「どのように」「どんな内容で」使うのか、これを1つずつ決めることが大切です。

例えば、カタログを持ち歩き、商談でお客様に手渡しするのであれば、

いつ 商談時
誰が 営業担当者
誰に対して 商談相手
どんな目的で 自社製品の紹介/ヒアリング/クロージング
どのように 紙カタログ(もしくは電子カタログ)や提案資料を見せながら
どんな内容で 商品比較表/目安料金/商品スペック
(※持ち歩き/参照しやすい資料にする)

 

ダイレクトメールのような形で得意先に送るのであれば、

いつ カタログが新しくなったタイミング
誰が 営業担当者/広報担当者/マーケティング企画担当者
誰に対して 既存客/休眠客
どんな目的で 顧客から問い合わせをもらうため
どのように 郵送物として発送する
どんな内容で その商品を購入するとお役様にとってどんな有益なことがあるのか
(※郵送可能な媒体で送る必要がある)

がカタログの5W1Hとなります。

きちんと目的を決めておくことで、それだけカタログ制作後の効果測定も楽になります。5W1Hに沿ったように制作できているかどうか、狙った相手に効いているかどうかが分かれば、次回のカタログを作る時の改善ポイントを考えやすくなるでしょう。

 

2.修正指示の履歴を管理する

カタログをリニューアルするときには、必ず修正部分の指示を行いますね。そのようなときによく起こりがちなのが指示の抜けや巻き戻りです。特に、カタログ制作の担当が複数部署にまたがっていたり、ページ数が非常に多い場合は、それぞれの担当者での情報交換が上手くいっておらず、結果指示が不統一になったり、抜け落ちたり、巻き戻ってしまったり……そんな経験はありませんか?

そんな時に役立つのが、原稿の修正指示の履歴管理です。

カタログ制作進行表サンプル

例えばサンプルのような制作進行表を使い、変更内容を記入していきましょう。進行が滞っていないか、修正の抜けや巻き戻りがないかなどを可視化しておくことで、作業の管理が楽になりますし、次回の改訂時にも役立ちます。

 

3.売り上げをベースにスペースマネジメントを考える

スーパーの食料品の棚をイメージしてみてください。あなたが店長だとして、品質や利益率が良くお勧めしたい商品Aと、比較してさほどお勧めしない商品Bがあるとします。

売り場の大きさを変更することができない場合、あなたは商品AとBをどのように配置するでしょうか?

多くの人は商品Aを来店者の手に取りやすい位置に、かつ売り場を広くとって置き、商品BはAに比べて狭い売り場に配置するでしょう。これを「棚割り」と呼びます。

この「棚割り」の原理、実はスーパーマーケットだけではなく、カタログ制作にも応用できます。カタログのような販促物に棚割りの原理を応用することを、「スペースマネジメント」と呼びます。

例えば、上のような車両のカタログがあったとします。

このうち、ターゲットとした顧客にもっとも人気のある商品はCの「イクオスワゴン」、次いで人気があるのはAの「ツチヤマミニ」。Bの「パルサススポーツ」、Dの「RGB6クーペ」は比較すると売り上げが小さく、ちょうど売上は4:2:1:1の差となっています。

この場合、配分例1のように同じページ数で商品を配置するのではなく、配分例2のように一番売れる商品にはもっとも大きなページを割き、他の商品も売り上げに合わせたページを配分していく方が良いカタログになります。

この配分方法を「最適配分」と呼びます。

また、ターゲットに売りたい商品があったとします。例えばそれがBのパルサススポーツだった場合、Bをもっとも読み手の目に触れやすいトップページに置き、それ以外の商品を最適配分の形で後に並べるとよいでしょう。そして、最終ページは連絡先や注文票といった、購入に素早くつなげるページにしましょう。

この時に気を付けるべきなのは、定番情報部分の順序が変わらないようにしておくことです。カタログの改定の際、その都度商品の順序が変わると、そのカタログを利用する方が混乱します。

例でいえば、前回のカタログが「ワゴン→コンパクトカー→スポーツカー→クーペ」というカテゴリ順になっていたのなら、今回も「ワゴン→コンパクトカー→スポーツカー→クーペ」の順番を守る必要があります。

たとえば5ドアワゴン商品の位置がフロントに来たり後方に下がってしまっては、カタログとして機能的とは言えません。つまり探しにくいカタログになってしまいます。

このような配置順序のルール化は、広告を作る側にとっても原稿を管理しやすくするので、早いうちにルールを作ってしまうことをお勧めします。

カタログのルールについては、より詳しく「カタログ制作の基礎知識」に掲載しています。ぜひともダウンロードください。

カタログ制作の基礎知識ダウンロード

4.リニューアル内容の作業・承認フローを決めておく

カタログのリニューアルが修羅場になる理由として、意思決定者が複数人いて、承認を待っている間にどんどん時間が過ぎていき、その結果ぎりぎりになって修正指示や差し戻しなどが起こる……というものがあります。カタログ制作は自社と外部の印刷会社・制作会社がかかわることが多いため、誰が最終承認をするのか、誰が担当者としてフローを進めるのかを明確にしておかなければとんでもないことにもなります。

掲載順序や掲載内容についての意思決定・承認フローがきちんと決まっていない状態で作業を進めていけば、最悪の場合完成間近で修正の山、納期を伸ばさなければならない上に制作費用も跳ね上がる……といったことが起こります。

そのためにも、前述したような制作進行表を使って進捗管理を行い、「いつまでに承認してもらわないといけないのか」がお互いに分かるようにしておきましょう。

 

5.困ったときに相談できる窓口を作っておく

カタログ制作にあたって、制作会社の相見積もりを取って、毎年制作会社を変えてはいないでしょうか? もちろん、コストダウンを追い求めるのは悪いことではありません。が、その結果カタログの制作進行が思わしくなかったり、ターゲットとした顧客に効果のあるカタログを制作できていないようなら、ちょっと問題かもしれません。

例えば、企業ごとにカタログの制作に使うアプリケーションが異なっており、前回のカタログデータが使えず、いちからデータを作り直さなければならないといったことがあるかもしれません。

制作会社に送るための過去のカタログデータが膨大で、探すだけでも何時間もかかっているかもしれません。

そういった作業が積み重なっていくようなら、違った相見積もりを取るよりは、むしろカタログ制作の全行程をサポートしてくれるパートナーのような企業を見つけ、いつでも気兼ねなく相談できる窓口として利用したほうが、かえって長期的には作業コストを削減できてお得だったりします。

例えば、過去データの管理や原稿整理、年間販売計画に基づくカタログの制作といった、トータルサポートが得意な会社に制作を依頼することで、カタログに関する様々な繁雑な業務負担を軽減できます。

 

<参考>カタログ制作チェックリスト

このチェックリストに1つでも当てはまるようなら、カタログ制作について考え直した方がいいかもしれません。

 

□ 製品数が非常に多く、関係部門、メンバーも多い

□ 働き方改革で今までのようなカタログリニューアル体制を維持できない

□ カタログ制作担当が兼務なのでリニューアル時期になると多業務と重なって忙しくなりすぎる

□ チェック作業が属人化しており、他の人に引き継げない

□ 営業資料やWeb媒体向けに、いろんな形式のデータを要求される

□ カタログデータのサイズが膨大で、過去のデータの管理に苦労している

□ 毎回制作会社が変わるため、データ作成のアプリケーションがばらばらになっている、もしくはわからない

 

チェックが1つ以上付くようなら、カタログ制作のプロに相談してみてください。

 

カタログリニューアル事例紹介

土山印刷が行った、カタログのリニューアル事例を紹介します。

大阪ガス株式会社様

大阪ガスの総合カタログ制作の際に、これまで煩雑だった原稿整理作業や校正作業をデジタル化し、WEB上でリアルタイムに最新の原稿を確認できるようにすることで、カタログ制作の業務負担を大幅に軽減しました。

オンライン校正で業務負担と用紙コストを削減|住宅設備機器総合カタログ改善事例

株式会社バルクオム様

「より短納期で、品質を下げずにコストダウンしたい」という依頼を受けた土山印刷は、カタログの紙質と印刷方法に着目。インキ数を減らし、手触りの似た発色性に優れた用紙を使うことで、コストを削減しつつ納期を10日以上短縮できました。

使用紙と印刷方式の見直しによる印刷コストの削減|カタログ制作事例

株式会社ベルアドワイズ様

商品説明をする際にメーカーの専用カタログを使っていたものの、発注に特化した掲載内容のため営業資料としては使いづらいと感じておられたお客様のために、営業活動のトークスクリプトや、お客様からよく聞かれる問い合わせ項目を伺い、カタログの掲載内容を精査。デザインイメージを掘り下げていき、スタイリッシュさと使いやすさを兼ね備えたカタログを制作しました。

メーカーカタログから営業ツールを制作|カタログ制作事例

株式会社スポーツビズ様

カタログ制作時期になると、制作フローが煩雑で負担が大きく、毎年納品時期が近付くと担当者が著しく疲弊していたこと、またWEBサイトとカタログの連動性の薄さにお悩みであったスポーツビズ様。

土山印刷が進捗管理、校正作業の電子化、WEBと連動する紙面の制作を行った結果、例年よりも早く、低負担で校了・下版を迎えることができました。

オンライン校正を活用したカタログワークフロー構築|カタログ制作事例

 

カタログリニューアルでお困りがあれば土山印刷へ

カタログのリニューアル方法について、簡単ではありますがいくつか説明をいたしました。皆さんがカタログを制作されるときに、この記事を参考にしてくだされば幸いです。

土山印刷株式会社は、カタログのデザインやページ構成、データ制作、印刷とWebカタログ制作、配送まですべてをワンストップで行っております。

また、既存のカタログを診断して、改善点などのアドバイスを行うサービスも提供しております。カタログについて何か疑問点や、あるいはお困りのことがありましたら、ぜひともお気軽にお問い合わせください!

無料カタログ診断

土山印刷のカタログ制作について詳しく知りたい方はこちら!

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土山印刷株式会社は京都府に本社を構える印刷会社です。
土山印刷では紙の販促物を使って営業力を強化したいお客様のお手伝い・サポートを行っております。
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