改めまして、本年もよろしくお願いいたします。
皆さんは印刷物を作る際、紙の厚さで迷われたことはありませんか? 印刷会社の営業担当者から、「紙の厚さは何kgにしますか?」と言われても、よく分からないですよね? 実際、当社へも厚さについてよくご質問を頂いております。
そこで、今回は初心に帰り、印刷物を作る上で重要な用紙選び、中でも特にご相談の多い、紙の厚さに着目した情報をご紹介したいと思います。
用途に応じた紙の厚さについて
そもそも、パンフレットとカタログの定義すら曖昧ですので、一括りにするのは、難しいですが、上記はよくご注文いただく一例です。
紙の厚さとコスト感について
パンフレットを例にしています。表紙は110kgまたは135kgを選ばれるケースが多いです。選び方のポイントは、表紙と本文の厚さのバランスです。コスト重視で、薄めの90kgの表紙を選ばれる場合、本文は55kgを選ぶことで、低コストかつ体裁の良いバランスのパンフレットになります。
本文も、表紙同様、パンフレットを例にしています。 本文は62.5kg〜90kgを選択されるケースが多く見られます。用紙は厚みが増すほどしっかりとした高級な冊子になりますが、当然コストも上がります。当社の試算では、1段階厚さが増すごとに約17%アップします。
表紙と本文を同じ厚さにすること(共紙=ともがみと言います。)も、当然可能です。共紙にすれば、表紙と本文を同じ版に配置できるので、用紙代だけでなく、版代も下げることが可能です。
ペラもの(1枚もの)のオススメ斤量
よく作られるペラもの(1枚もの)について、オススメ斤量をまとめてみました。ぜひご参考にしてみてください。
用紙の厚さ選びは、用紙代だけでなく、輸送時の段ボールサイズが大きくなることや、数が多い場合は、輸送パレットの数も増えることになりますので、送料が上がることも、用紙選びに外せない重要なポイントです。
土山印刷では、このような紙の厚さをはじめ、様々な仕様のご相談にご対応しています。 お問い合わせだけでも、一番下のフォームからご気軽にどうぞ!
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